クラシック音楽 新譜CD情報


2011年10月25日

★サイモン・ラトル&ベルリン・フィルのブラームス:ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルグ編曲)他

 シェーンベルグ:ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルグ編曲)  
          「映画の一場面への伴奏音楽」(迫り来る危機~不安~破局)   
          室内交響曲第1番

指揮:サイモン・ラトル

管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:EMI‐TOCE11076

 ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番は、シェーンベルグがオーケストラ用に編曲した曲。室内楽がどうオーケストラで再現されているかが聴きもの。「映画の1場面への伴奏音楽」は、1929年、実験的な映画の音楽として書かれたが、結局、映画はお蔵入りとなった。1930年にハンス・ロスバウトの指揮でフランクフルト放送交響楽団によって初演され、その後、バレエ音楽としても用いられた。「室内交響曲第1番」は、当初は単一楽章の15人編成として1906年に完成させたが、再び1935年に手を加え、これが今回編曲版。1935年に再編曲されたフル・オーケストラ版をラトルがレコーディングするのは今回が初めて。

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