2019年7月08日
マーラー : 交響曲第3番
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
管弦楽:ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
コントラルト:サラ・ミンガルド
合唱:スコラ・ハイデルベルク女声合唱団
ケルン大聖堂児童合唱隊
録音 : 2018年10月、ドイツ、ケルン・フィルハーモニー
CD:キングインターナショナル KKC5999~6000(2枚組)
指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロト(1971年生まれ)はフランス、パリ出身。現在、ヨーロッパでもっとも熱い注目を集める指揮者の一人。当初、フルート奏者として活動。2000年「ドナテルラ・フリック指揮コンクール」第1位となり、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタントを務め、ロンドン交響楽団などを指揮。2003年に革新的なオーケストラ「レ・シエクル」を創設し、時代楽器とモダン楽器を使い分け、多彩なプログラムを展開している。2011年南西ドイツ放送交響楽団首席指揮者に就任。2015年ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団首席指揮者に就任すると同時にケルン市音楽監督にも就任。
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団は、1827年創設されたドイツ、ケルンに本拠を置くオーケストラ。ケルン歌劇場専属のオーケストラとしても活動している。後に本拠地としてギュルツェニヒ邸跡地の演奏会場に定めたため、この名称となる。 1888年ケルン市公認のオーケストラとなる。2015年からはフランソワ=グザヴィエ・ロトが首席指揮者を務めている。同オーケストラは1902年にマーラー自身の指揮で交響曲第3番の世界初演を行い、さらに1904年にマーラー自身の指揮で第5番も世界初演したことでも知られている。