2011年12月23日
アイヴズ: ヴァイオリン・ソナタ第1番/第2番/第3番/第4番「キャンプの集いの子供の日」
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
ピアノ:ヴァレンティーナ・リシッツァ
録音:2009年4月 ニューヨーク、ラインベック、クラブハウス
CD:ユニバーサル ミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1554(国内盤のみSHM-CD)
人気&実力ともNo.1のアメリカ人ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンの最新作はアメリカ現代音楽のパイオニアのチャールズ・アイヴズのヴァイオリン・ソナタ集。ヒラリー・ハーン久々の室内楽アルバム。アイヴズ(1874年―1954年)は、エール大学で作曲を学ぶが、生計を立てるため保険会社に入社。その後、自ら保険会社を設立し、趣味として作曲活動を行う。作風は米国初の前衛音楽ともいうべき作品を書いたが、生前はほとんど演奏されなかった。現在では、その作品の独創性が高く評価されており、交響曲を初めとした作品がコンサートでしばしば取り上げられるようになっている。