2020年7月30日
<CD1>
ベートーヴェン:アントン・ディアベッリのワルツによる33の変奏曲 ハ長調 作品120
<CD 2>
アントン・ディアベッリ:ワルツ ハ長調
【アントン・ディアベッリのワルツによる新しい変奏曲<2020>】
レーラ・アウエルバッハ: ディアベッリカル・ワルツ
ブレット・ディーン: ルディのための変奏
細川俊夫: 喪失
クリスチャン・ヨースト: ロック・イット、ルディ!
ブラッド・ラブマン: RBのための変奏
フィリップ・マヌリ: 200年後…
マックス・リヒター: ディアベッリ
ロディオン・シチェドリン: ディアベッリの主題による変奏
ヨハネス・マリア・シュタウト: ディアベッリ…に関して
タン・ドゥン: ブルー・オーキッド
イェルク・ヴィトマン: ディアベッリ=変奏
【アントン・ディアベッリのワルツによる変奏曲(1824)】
ヨハン・ネポムク・フンメル
フリードリヒ・カルクブレンナー
コンラディン・クロイツァー
フランツ・リスト
イグナーツ・モシェレス
フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(モーツァルトの末子で四男)
フランツ・シューベルト
コーダ: カール・チェルニー
ピアノ:ルドルフ・ブッフビンダー
CD:ユニバーサルミュージック UCCG40103~4
このCDは、オーストリア出身のベートーヴェンのスペシャリスト、ルドルフ・ブッフビンダー(1946年生まれ)のドイツ・グラモフォン移籍第1弾で、ベートーヴェン生誕250年を記念した「ディアベッリ変奏曲」に基づいた新しいCDコレクション。ブッフビンダーは、今回、11人の現代の作曲家にディアベッリの主題に基づいた変奏を委嘱して録音し、同じプログラムで演奏旅行を行う。今を遡る1819年、音楽出版業者で作曲家のアントン・ディアベッリは、32小節のワルツ主題を作曲して、50人以上のオーストリアの作曲家に送り、それぞれに主題の変奏を書いてもらった。ディアベッリは、カール・ツェルニー、フランツ・シューベルト、モーツァルトの息子フランツ・クサーヴァー・モーツァルト、ヨハン・ネポムク・フンメル、わずか8歳だったフランツ・リストらから変奏を受け取った。ベートーヴェンは当初、変奏を書くことを拒否したが、4年後、ディアベッリのワルツ主題による33の変奏曲を出版社に送った。