2021年12月16日
アンリ・デュティユー:「夜はかくの如し」(弦楽四重奏のための)
ラファエル・メルラン:「ナイト・ブリッジ」
(弦楽六重奏のための夜想詩~デュティユーからシェーンベルクへの
ジャンクションによるナイト・ジャズ・スタンダード)
アルノルト・シェーンベルク:「浄められた夜」Op.4(弦楽六重奏版)
弦楽四重奏:エベーヌ弦楽四重奏団
ピエール・コロンベ(ヴァイオリン)、
ガブリエル・ル・マガデュール(ヴァイオリン)、
マリー・シレム(ヴィオラ)
ラファエル・メルラン(チェロ)
ヴィオラ:アントワン・タメスティ
チェロ:ニコラ・アルトシュテット
CD:ワーナーミュージックジャパン(Erato-9029664190)
エベーヌ弦楽四重奏団は、「ジャズ・バンドへ自在に変容することができる弦楽四重奏団」(ニューヨーク・タイムズ紙)として現在注目を浴びている。パリでイザイ弦楽四重奏団など優れた音楽家の下で研鑽を積み、2004 年権威あるARDミュンヘン国際コンクール優勝(合わせて5つの特別賞を受賞)に続き、2005年フォルベルグ・シュナイダー財団よりベルモント賞を贈られた。2006年に英BBCの「新世代アーティスト」に選ばれ、2007年にはボルレッティ・ブイトーニ・トラスト・アワードを受賞。2009年にはヴァージン・クラシックス・レーベルと契約。ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ作品によるCDは、ECHO-KLASSIK「最優秀室内楽レコード賞」、ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック「ショック賞」、グラモフォン誌「年間最優秀レコード賞」など数々の賞を受賞。2010年にはジャズとポピュラーによるCD「フィクション」(ECHO 賞受賞)をリリース。2012年に再びECHO 賞を受賞。
エベーヌ四重奏団の今回の新作は、”ラウンド・ミッドナイト”と題された”夜”にまつわる1枚。