クラシック音楽 新譜CD情報


2022年5月26日

★アンスネス、絶頂期のモーツァルトの真価を描き出す ”モーツァルト・モメンタム 1786″

<CD1>

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K 488[カデンツァ:モーツァルト]
       レチタティーヴォとアリア(ロンド)
          「あなたのことを忘れろと?~恐れないで、愛する人よ」 K 505
       ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K 493

<CD2>

モーツァルト:ピアノのためのロンド ニ長調 K 485
       ピアノ三重奏曲 第3番 変ロ長調 K 502
       ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K 491[カデンツァ:不詳]

ピアノ・指揮:レイフ・オヴェ・アンスネス

管弦楽:マーラー・チェンバー・オーケストラ

ソプラノ:クリスティアーネ・カルク
ヴァイオリン:マシュー・トラスコット
ヴィオラ:ジョエル・ハンター
チェロ:フランク=ミヒャエル・グートマン

CD:ソニーミュージック SICC30597~8

 ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネス(1970年生まれ)は、ノルウェー出身。ベルゲン・グリーグ音楽院で学び、1987年にオスロにてデビュー。その後はアムステルダムやボローニャ、ロンドン、ミュンヘンなどでリサイタルを行う。1987年「フランクフルト・ヒンデミット・コンクール」優勝。これまでに、ノルウェー批評家賞、ロサンジェルス・ドロシー・チャンドラー賞、ドイツ・レコード批評家賞(1997年)、ロイヤル・フィルハーモニー協会賞(2000年)、グラモフォン・アワード最優秀器楽曲賞(2002年)などを受賞。室内楽奏者としても名高く、リソル室内楽フェスティバルの芸術監督に就任している。現在、北欧を代表する実力派ピアニストの一人として高い評価を得ている。

 このCDは、モーツァルトのウィーン時代の頂点である1785年と86年の2年間に書かれたピアノ協奏曲第20番~第24番の5曲を軸にした傑作群を演奏・録音する、レイフ・オヴェ・アンスネスとマーラー・チェンバー・オーケストラによるプロジェクト「モーツァルト・モメンタム」の完結編

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