2022年12月19日
ロット:交響曲 第1番 ホ長調
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」より 第2楽章:花の章
ブルックナー:交響的前奏曲 ハ短調 WAB 297
指揮:ヤクブ・フルシャ
管弦楽:バンベルク交響楽団
CD:ユニバーサル ミュージック
このCDは、マーラーと同時代の天才作曲家、ハンス・ロットの交響曲第1番を収録。1858年にウィーンで生まれたハンス・ロットは、フリーの音楽家として苦闘した後、精神的な病に倒れ、25歳でこの世を去った作曲家。ロットの名は交響曲第1番ホ長調によって現在まで語り継がれており、バンベルグ交響楽団とその首席指揮者のヤクブ・フルシャによるこの新録音で聴くことが出来る。
指揮のヤクブ・フルシャ(1981年生れ)は、チェコ、ブルノ出身。ブルノのギムナジウムのころは、ピアノとトロンボーンを習っていたが、次第に指揮に興味を持つようになった。その後プラハ芸術アカデミーに進学し、イルジー・ビエロフラーヴェク、ラドミル・エリシュカらに指揮を学ぶ。2004年同アカデミー卒業後、世界各地のオーケストラに客演を行いつつ、ヨーロッパのオケでポストを得て経験を積む。プラハ・フィルハーモニア音楽監督・首席指揮者、東京都交響楽団首席客演指揮者を歴任。2016年からバンベルグ交響楽団音楽監督を務める。フィルハーモニア管弦楽団首席客演指揮者、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、