クラシック音楽 新譜CD情報


2023年5月22日

★アンドレアス・シュタイアーのバッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲)<BWV 846~869>

チェンバロ:アンドレアス・シュタイアー

CD:キングインターナショナル KKC-6678

 アンドレアス・シュタイアーによるバッハの平均律は、第2巻が先に発売された(KKC-6440)が、今回は第1巻の登場。平均律クラヴィーア曲集第1巻には、バッハによる「・・・音楽を学ぶ意欲のある若者たちの役に立つように、また、この勉強にすでに熟達した人たちには、格別の時のすさび(遊び、なぐさみ)になるように・・・」という序文が書かれている。

 チェンバロのアンドレアス・シュタイアー(1955年生まれ)は、ドイツ、ゲッティンゲン出身。ハノーファー音楽大学で学ぶ。卒業後にアムステルダムでトン・コープマンに師事。1983年から1986年まで、ムジカ・アンティクヮ・ケルンの一員として室内楽演奏を行う。1986年からレ・ザデューの客演フォルテピアノ奏者として、室内楽演奏やリートの伴奏者として活動を開始。さらに1987年から1996年までバーゼル・スコラ・カントルムのチェンバロ講師を務めた。独奏者として、コンチェルト・ケルンやフライブルク・バロックオーケストラ、ベルリン古楽アカデミー、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団といった古楽器オーケストラのほか、クリストフ・プレガルディエン、アンナー・ビルスマ、ファビオ・ビオンディらと共演を続けている。2002年「ドイツ・レコード批評家賞」受賞。

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