クラシック音楽 新譜CD情報


2023年8月03日

★フランスの名チェリスト ピエール・フルニエのバッハ: 無伴奏チェロ組曲全曲

バッハ: 無伴奏チェロ組曲全曲 BWV.1007~1012

チェロ:ピエール・フルニエ

録音:1959年10月スイス・ロマンド放送エスパス2スタジオにおけるライヴ録音(モノラル)

CD:Prominent Classics

 チェロのピエール・フルニエ(1906年―1986年)は、フランス、パリ出身。はじめは母からピアノを学んだが、9歳の時に小児麻痺にかかって右足の自由を失ったためチェロに転向。12歳でパリ音楽院へ入学。5年後に一等賞を獲得して卒業し、さらにバズレールのもとで修練を積んだのち、1924年にパリでデビューした。1927年にはコロンヌ管弦楽団のソリストとして迎えられ、フランス各地およびヨーロッパ各国での演奏活動を開始した。第二次世界大戦後にはさらに活動の範囲を広げ、1948年にはアメリカデビューを果たした。また、フルニエは室内楽にも情熱を注ぎ、第二次世界大戦後にはヨゼフ・シゲティ、ウィリアム・プリムローズ、アルトゥル・シュナーベルとともにカルテットを結成。また、デュオとしてケンプとは特に親しかった。レジオン・ドヌール勲章を授与される。

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