2023年8月10日
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
録音:2022年6月1日~3日、群馬県、前橋市民文化会館
CD:avex classics AVCL-84146
いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である菊池洋子が、鍵盤楽器奏者にとって大きな挑戦であるバッハの不朽の名作「ゴルトベルク変奏曲」を収録。
ピアノの菊池洋子は、群馬県前橋市出身。桐朋女子高等学校卒業後、イタリアのイモラ音楽院へ留学。1997年、ミラノでソロ・リサイタルを開催したほか、ユベール・スダーン指揮シチリア交響楽団のコンサートツアーのソリストに抜擢された。2002年第8回「モーツァルト国際コンクール」で日本人として初めて優勝。翌年2003年にザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演してモーツァルトのピアノ協奏曲第21番を演奏。2006年にはオーケストラ・アンサンブル金沢のアジア・ツアーのソリストを務めた。以後、世界各地でのソロ・リサイタルを行うほか、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭やパレルモ音楽祭等からも招かれている。2007年第17回「出光音楽賞」受賞、第18回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。現在、オーストリア、ウィーン在住。