クラシック音楽 新譜CD情報


2024年9月30日

★小林愛実のシューベルト:4つの即興曲作品142/ピアノ・ソナタ第19番ハ短調/ロンド イ長調ほか

<Disc 1>

シューベルト:4つの即興曲作品142、D935 第1番ヘ短調
       4つの即興曲作品142、D935 第2番変イ長調
       4つの即興曲作品142、D935 第3番変ロ長調
       4つの即興曲作品142、D935 第4番ヘ短調

<Disc 2>

シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D958
       宗教的歌曲 S562 第1曲 連祷
       12のリート S558 第7曲 春の想い
       ロンド イ長調D951

ピアノ:小林愛実
    反田恭平

録音:2024年5月20日~23日、ベルリン、テルデックス・スタジオ

CD:ワーナーミュージック WPCS-13868~9

 小林愛実、人生の大きな節目を超えて到達した至高の境地、初のシューベルト録音。3年ぶり。結婚、出産からの休養期間を経て待望の最新録音、初のシューベルト作品。アルバム。ソナタ第19番は小林自身がシューベルト作品として初めて手がけた縁の楽曲。夫妻共演による初の公式録音曲(ロンド イ長調)も収録。輸入盤には収録されない小品2曲(リスト編曲の「春の想い」「連祷」)も完全収録(日本盤のみの収録)。

 ピアノの小林愛実(1995年生まれ)は、山口県宇部市出身。 2005年「全日本学生音楽コンクール」小学生部門で全国優勝。2009年「アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール(韓国)」でJr部門優勝。2011年「ショパン国際コンクールin Asia」コンチェルトで金賞を受賞。第5回「福田靖子賞」受賞。2009年サントリーホールにおいてメジャー・デビュー記念コンサートを開催したが、同ホールソロとしては、日本人最年少記録および女性ピアニスト最年少記録。2011年桐朋女子高等学校音楽科に入学。2013年米国カーティス音楽院に留学。海外では、アメリカ、フランス、ポーランド、ブラジル等で演奏。2011年カーネギー・ホールにおいて、小澤征爾が芸術監督を務めた”日本フェスティヴァル”においてソロ・リサイタルを行う。2012年「ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール」のヤングアーティスト部門で第3位入賞。2015年第17回「ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリスト。2021年第18回「ショパン国際ピアノコンクール」第4位入賞。2022年第31回「出光音楽賞」受賞。

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