2011年9月08日

ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」 第2夜 「ジークフリート」
指揮:シモーネ・ヤング
管弦楽:ハンブルク・フィルハーモニー
ジークフリート:クリスティアン・フランツ(T)/ミーメ:ペーター・ガイヤール(T)/さすらい人:ファルク・シュトルックマン(Br)/アルベリヒ:ヴォルフガンク・コッホ/ファフナー:ディオゲネス・ランデス(B-Br)/エルダ:デボラ・ハンブル(Ms)/ブリュンヒルデ:キャサリン・フォスター(S)/森の小鳥:ハ・ヤン・リー(S)
録音:2010年10月18日-22日、ハンブルク・シュターツオーパー
CD:Oehms NJ‐OC927(Box set ディスク枚数: 4枚)
ハンブルクでの「指環」ツィクルスにおける「ジークフリート」のライヴ録音盤。完璧なオーケストラのアンサンブルはもちろんのこと、主役を歌うクリスチャン・フランツが素晴らしく、まさに現代によみがえったジークフリート。脇を固めるシュトルックマンやコッホの歌声も聴きもの。まさに第一級のワーグナーといえる。完結編の「神々の黄昏」は2011年秋に収録予定。
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2011年9月02日
~ザルツブルク音楽祭における白熱のライヴ録音~
シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲
チャイコフスキー:交響曲 第6番「悲愴」

指揮:ダニエル・バレンボイム
管弦楽:ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
録音:2007年8月13日 ザルツブルク祝祭大劇場(ザルツブルク音楽祭におけるライヴ録音)
CD:ユニバーサルミュージック SHM-CD:UCCD-1299 デッカ (日本盤のみSHM-CD仕様)
ユダヤ系指揮者ダニエル・バレンボイムとパレスチナ系文学者のエドワード・サイードにより設立されたウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ。メンバーは対立を続けるイスラエルとアラブ諸国出身の若き音楽家達で、1999年に第1回演奏会を行い、その後は毎年夏にスペインのアンダルシアでのワークショップと、コンサート・ツアーを行っている。このCDは、彼らが2007年のザルツブルク音楽祭へ出演した際のライヴ録音。
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2011年9月01日

マーラー:交響曲 第9番
指揮:山田一雄
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
録音:1986年6月7日、東京文化会館(ライヴ録音)
CD:fontec FOCD9525/6
指揮の山田一雄(1912年―1991年)は、東京生まれ。1931年に東京音楽学校(現東京芸術大学)ピアノ科卒業ののち研究課程に進み、卒業後は同校で教鞭を取る。1941年、新交響楽団(現NHK交響楽団)の補助指揮者に就任。1949年にはマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」を本邦初演。1960年から東京交響楽団、1972年から京都市交響楽団などの各音楽監督等を務め、1977年からは新星日本交響楽団の顧問(没後、新星日本時代・合併後の東フィル時代を通じて永久名誉指揮者)に就任。その指揮ぶりは情熱に溢れたもので、特にマーラーのスペシャリストと呼ぶに相応しかった。マーラーの最高傑作「第九交響曲」―90分を超えるこの演奏は、全身全霊を音楽に捧げた巨匠の魂の鳴動ともいえるライヴ録音。
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2011年8月25日

~インゴルフ・ヴンダー/幻想ポロネーズ ~ショパン・リサイタル~
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番
幻想ポロネーズ
バラード 第4番
アンダンテ・スピアナート ト長調と華麗なる大ポロネーズ
ピアノ:インゴルフ・ヴンダー
録音:2011年2月、ベルリン
CD:ユニバーサルクラシック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1540
ショパン生誕200年、ワルシャワの聴衆を沸かせたニュー・スター、インゴルフ・ヴンダー(1985年オーストリア・クラーゲンフルト生まれ)のCDデビュー盤。ヴンダーは、2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクールで、第2位と幻想ポロネーズ賞、協奏曲賞に輝いた。ヴンダーがコンクール第3次予選で弾いたソナタ第3番と幻想ポロネーズ、第1次予選のバラード第4番、そして第2次予選のアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズを収め、彼のコンクールでの演奏を俯瞰することができる選曲。ヴンダーのエレガントで知的、情感豊かで真摯な演奏が聴ける。
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2011年8月19日

ブルックナー:交響曲第0番
指揮:デニス・ラッセル・デイヴィス
管弦楽:リンツ・ブルックナー管弦楽団
CD:SMJ S‐SICC1459
米国の指揮者デニス・ラッセル・デイヴィスと、オーストリアの名門オーケストラ、リンツ・ブルックナー管弦楽団が、2003年から5年がかり進めてきた全10タイトルからなる「ブルックナー:交響曲全集」の完結編。デイヴィス(1944年生まれ)は、ジュリアード音楽院で学ぶ。特にミニマル音楽やバルト三国の作曲家などの現代音楽を得意としている。シュトゥットガルト州立歌劇場やボン市立劇場、シュトゥットガルト室内管弦楽団などの音楽監督を歴任すると同時にピアノの名手としても著名。ブルックナーの交響曲第0番は、ブルックナーの初期作品の一つで、生前に演奏されることはなかった。
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2011年8月16日

ひそやかな誘い ~R. シュトラウス歌曲集~
献呈
なにも
夜
万霊節
セレナーデ
きみの黒髪でぼくを包んでくれ
どうして秘密にしなければならないんだ
全ての私の想い、私の心と私の気持ち
きみは私の心の冠
なんて不幸なんだ、このぼくは
ひそやかな誘い
あした!
夜の散歩
愛を抱いて
愛の讃歌
おお、優しき五月よ!
天の使い
ばらのリボン
解き放たれて
わが心を燃え立たせるものは他にない
テノール:望月哲也
ピアノ:河原忠之
CD:マイスターミュージック MM2097
しなやかで繊細、至高の美声で多くのファンを獲得している望月哲也が、実に5年振りとなる新録音をリリース。故エルンスト・ヘフリガーのもと更なる研鑽を積む。この5年の間に文化庁派遣でウィーン国立音大のリート・オラトリオ科で研鑽をつみ、帰国後は定期的なソロリサイタルやオペラ公演でますます声に磨きがかかった望月。より深みを増した歌声にたっぷりと浸れる至福の1枚。
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2011年8月10日

シューマン:「フモレスケ」
ショパン:ピアノソナタ第3番
シューマン=リスト:「献呈」
ピアノ:河村尚子
CD:ソニーミュージック SICC-10112
2009年3月発売の「夜想(ノットゥルノ)~ショパンの世界」(BVCC-31115)から2年半、ついに河村尚子のRCA Red Sealからのセカンド・ソロ・アルバムが完成した。今回はショパンの作品からは、ピアノ・ソナタ第3番を、河村が愛してやまないシューマンの作品からは、心情の移り変わりの細かな襞を描いた秘曲「フモレスケ」を収録、そしてシューマン=リストの「献呈」が最後を飾る。1枚目同様、ベルリン・イエス・キリスト教会でのセッション・レコーディング、SACDハイブリッドでの発売。
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2011年8月04日

~ケント・ナガノ来日記念盤~
ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」作品43より 序曲/イントロダクション/アレグロ・コン・ブリオ/フィナーレ
交響曲第3番「英雄」
管弦楽: モントリオール交響楽団
録音:2010年2月、5月/モントリオール
CD:ソニーミュージック SICC‐1453
現在、バイエルン国立歌劇場とモントリオール交響楽団の音楽監督を兼任し、世界で最も忙しく活躍する指揮者と言われるケント・ナガノのベートーヴェン・アルバム。ソニー・クラシカルへのデビュー盤となった2008年発売の2枚目に続くベートーヴェンの2作目である。ケント・ナガノは1954年生まれの日系4世のアメリカ人指揮者。カルフォルニア大で社会学と音楽、サンフランシスコ州立大で法学と音楽を学ぶ。1978年から28年間、バークレー交響楽団の音楽監督を務める。この間、リヨン国立オペラ音楽監督、ハレ管弦楽団首席指揮者を務める。さらに、2000年―2006年ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者(現在は名誉指揮者)、2001年―2006年ロサンゼルス・オペラ音楽監督・首席指揮者を歴任。2008年、日本政府より旭日小綬賞を受賞する。
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2011年8月02日

~小澤征爾/奇蹟のニューヨーク・ライヴ II~
ベルリオーズ:幻想交響曲
指揮:小澤征爾
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
録音:2010年12月15日 カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ録音)
CD:ユニバーサルミュージック UCCD-1292 デッカ
“世界のオザワ”小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラによるライブ録音のブラームス:交響曲第1番に続く第2弾のベルリオーズ:幻想交響曲。小澤征爾が長い病気療養から初の本格復帰となった2010年12月のカーネギー・ホール「JapanNYC」でのコンサートから、2日目後半に演奏された「幻想交響曲」を収録。ニューヨーク・タイムズ紙が「深い絆で結ばれた指揮者と演奏者たち」と評したように、当日の演奏は、演奏終了後スタンディング・オベーションが起きるほど聴衆を魅了した。
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2011年7月28日

~神様のカルテ 辻井伸行 自作集 =SPECIAL EDITION=~
作曲・ピアノ:辻井伸行
CD:avex CLASSICS AVCL-25737~8
神様のカルテ 『神様のカルテ』(東宝) テーマ曲
風の家 『マヨルカの啓示~辻井伸行 ショパンへの旅路』(NHK) 演奏曲
コルトナの朝 『Revalue NIPPON Project 中田英寿 日本をつなぐ』(NTV) テーマ曲
ショパンへのオマージュ
音の絵 『たけしアート☆ビート』(NHK) 演奏曲
風がはこんできたもの 『風かはこんできたもの~音楽の原風景~』(TBS) 演奏曲
神様のカルテ =手紙= 『神様のカルテ』(東宝) 挿入曲
それでも、生きてゆく 『それでも、生きてゆく』(CX) テーマ曲
ロックフェラーの天使の羽
花水木の咲く頃 『FUJIFILM フジカラー フォトブック スクエア』CM[2009] 使用曲
セーヌ川のロンド
高尾山の風
川のささやき 『FUJIFILM フジカラー フォトブック スクエア』CM[2009] 使用曲
ヴェネツィアの風に吹かれて 『ヴェネツィア展』(TBS) 公式テーマ曲
15. 神様のカルテ =エンディング= 『神様のカルテ』(東宝) エンディング曲[オーケストラ編曲:松谷卓]
[DISC 2]オーケストラ・アレンジ集
神様のカルテ[オーケストラ版]編曲:服部隆之
風の家[ピアノ+オーケストラ版]編曲:服部隆之
コルトナの朝[オーケストラ版]編曲:服部隆之
花水木の咲く頃[オーケストラ版]編曲:山下康介
川のささやき[オーケストラ版]編曲:山下康介
ロックフェラーの天使の羽[オーケストラ版]編曲:挾間美帆
セーヌ川のロンド[オーケストラ版]編曲:挾間美帆
神様のカルテ[吹奏楽版]編曲:福田洋介
指揮: 金聖響/岩村力
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
シエナ・ウインド・オーケストラ
ピアニスト辻井伸行は、同時に作曲家辻井伸行でもあるのだ。これまで、幾つかの作品はCD化されてきたが、自作集だけののCD化は初。ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール優勝者として、一躍日本中からピアニストとして脚光を浴びた辻井伸行だが、優れた作曲者としての存在感も持ち合わしている。このCDは作曲家辻井伸行に焦点を合わせたファン待望の1枚。.
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