2017年10月12日

シベリウス : クレルヴォ交響曲
コルテカンガス:「移住者たち」
シベリウス : 交響詩 「フィンランディア」
指揮:オスモ・ヴァンスカ
管弦楽:ミネソタ管弦楽団
独唱:リッリ・パーシキヴィ (メゾソプラノ)
トンミ・ハカラ (バリトン)
合唱:ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL)
<Disc 1>
シベリウス : クレルヴォ交響曲 Op.7~メゾソプラノ、バリトン、男声合唱と管弦楽のための~
<Disc 2>
コルテカンガス:「移住者たち」~メゾソプラノ、男声合唱と管弦楽のための (2014)~
シベリウス : 交響詩 「フィンランディア」 Op.26~合唱と管弦楽のための~
録音 : 2016年2月4日~6日、米国ミネソタ州ミネアポリス、オーケストラホール(ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル(BIS) KKC5754~5
指揮のオスモ・ヴァンスカ(1953年生れ)は、フィンランド出身。クラリネット奏者としてヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で活動した後、シベリウス・アカデミーで学び、「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝し、指揮者としての活動を本格的に開始。1985年ラハティ交響楽団の首席客演指揮者に就任し、同楽団を世界的なオーケストラに育て上げた。2003年からミネソタ管弦楽団音楽監督兼首席指揮者を務めている。このCDは、スモ・ヴァンスカとミネソタ管弦楽団による、フィンランドから北アメリカへの移住が始まって150周年を記念するコンサートのライヴ録音。
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2017年10月09日

梶谷修:祈り
光永浩一郎:サムライ
吉松隆:NHK大河ドラマ「平清盛」より 遊びをせんとや(2014年録音版)/海鳴り
近藤浩平:海辺の雪~震災と津波の犠牲者への追悼
シサスク:エイヴェレの星たち~第2番 エイヴェレの惑星
ゴドフスキ:エレジー
マグヌッソン:アイスランドの風景
第1楽章 東部の小川の滝
第2楽章 鳥の目から見た高
第3楽章 オーロラの舞
第4楽章 うららかなひと時、夏至の深夜の煌々と明るい夜に
第5楽章 大河ラーガルフリョゥトのほとりを歩く
三宅榛名:思い出せなかったこと
ピアノ:舘野 泉
CD:avex CLASSICS AVCL25870
ピアノの舘野 泉(1936年生れ)は東京都出身。東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。1964年よりヘルシンキに在住し、シベリウスをはじめ、フィンランドの近現代作曲家の作品に取り組む。1968年「メシアン・コンクール」第2位。同年より国立シベリウス・アカデミーの教授を務め、1981年以来フィンランド政府より芸術家年金を与えられる。2002年フィンランド、タンペレでのリサイタル中に脳溢血で倒れ、その後遺症として右半身に麻痺が残る。以後、左手のピアニストとして演奏活動を継続。2012年「東燃ゼネラル音楽賞」を受賞。左手のための委嘱作品を充実させることを目的とした「左手の文庫」を設立。
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2017年10月05日

ドヴォルザーク:スターバト・マーテル
指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
独唱:中村恵理(ソプラノ)
エリザベス・クールマン(メッゾ・ソプラノ)
マイケル・スパイアーズ(テナー)
パク・ジョンミン(バス)
合唱:プラハ・フィルハーモニー合唱団
録音:プラハ、ドヴォルザーク・ホール
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD1446~7
今年5月に亡くなった指揮のイルジー・ビエロフラーヴェク(1946年-2017年)はチェコ出身。プラハ音楽院で学ぶ。セルジュ・チェリビダッケの下で研鑽を積む。1970年「オムロツ指揮者コンクール」で第1位を獲得、同年からチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者となり、1973年までヴァーツラフ・ノイマンのアシスタントを務めた。1973年ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任。1977年プラハ交響楽団の首席指揮者、1990年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者に就任。2006年BBC交響楽団の首席指揮者を務めていたが、2012年から再度チェコ・フィルの首席指揮者に返り咲いた。1985年からは日本フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者を務めていた。
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2017年10月02日

<ディスク:1>
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第3番
創作主題による32の変奏曲
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
<ディスク:2>
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」
ピアノ・ソナタ「告別」
ピアノ・ソナタ 第32番
ピアノ:エフゲニー・キーシン
CD:ユニバーサルミュージック UCCG‐1772~3(2枚組)(ライヴ録音)
ピアノのエフゲニー・キーシン(1971年生れ)はロシア出身。モスクワ市立グネーシン記念音楽専門学校で学び、10歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を弾いてデビュー。12歳の時、ショパンのピアノ協奏曲が発売され、世界中の注目を浴びる。コンクール入賞歴こそほとんどないが、国際的ピアニストとして世界各地で演奏、録音活動を展開。このCDは、過去10年にわたるベートーヴェンのライヴ演奏からのセレクション。
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2017年9月28日

ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
ロータ:81/2
ボッケリーニ:シンフォニア(交響曲 二短調「悪魔の家」より)
カタラーニ:夕べに(弦楽オーケストラ編)
プッチーニ:菊(弦楽オーケストラ編)
合奏:新イタリア合奏団(コンサートマスター:フェデリコ・グリエルモ)
録音:2017年5月、横浜みなとみらいホール(ライヴ録音)、ほか
CD:マイスターミュージック MM-4015
イタリア・ヴァイオリン界を代表する名手、フェデリコ・グリエルモを筆頭に、同国の音楽界を名実ともに支える重鎮が揃ったスーパーアンサンブル「新イタリア合奏団」による新録音。
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2017年9月25日

武満 徹:地平線のドーリア (1966)
環礁 ― ソプラノとオーケストラのための (1962)
テクスチュアズ ― ピアノとオーケストラのための (1964)
グリーン (1967)
夢の引用 ― Say sea, take me! ― 2台ピアノとオーケストラのための (1991)
指揮:オリヴァー・ナッセン
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ソプラノ:クレア・ブース
ピアノ:高橋悠治、ジュリア・スー
録音:2016年10月13日、東京オペラシティ コンサートホール (ライヴ録音)
CD:FONTEC X TOWER RECORDS TWFS-90013<タワーレコード限定>
このCDは、20世紀の日本を代表する作曲家であり、東京オペラシティ文化財団の芸術監督をつとめた武満 徹(1930年―1996年)の没後20周年に際して、2016年10月13日、東京オペラシティ コンサートホール(タケミツ メモリアル)で行われた、記念碑的演奏会のライヴ録音。当日演奏された全ての曲を収録している。指揮者のオリヴァー・ナッセンは、武満と個人的な親交も厚く、同演奏会にはまさに最適。武満 徹は、今も生きている。
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2017年9月21日

ギヨーム・バレイ:シャンソン・ドゥ・フォレスティエ
ジョルジュ・バルボトゥ:セゾン
シャルル・ケクラン:ホルン・ソナタ Op.70
ロベール・プラネル:カプリース
ジャック・イベール(大橋晃一 編曲):「物語」より
第2曲 小さな白いろば/第4曲 おてんば娘
第6曲 廃墟の宮殿/第7曲 机の下で
第8曲 水晶の籠/第10曲 バルキス女王の行列
ホルン:豊田実加
ピアノ:大野真由子
録音:2016年8月29日~31日、かながわアートホール
CD:フォンテック FOCD9755
ホルンの豊田実加はは、吹奏楽の名門・習志野市立習志野高等学校を経て、東京藝術大学を卒業。2013年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者を務めている。オーケストラでの活動と並行して、女性ホルンアンサンブルVENUSや木管五重奏 池田昭子クインテットなど、室内楽やソロ奏者としても活躍中。近代フランス音楽の”隠れた佳品”を集めたこのCD は、豊田実加の初のソロ・アルバム。
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2017年9月18日

グラナドス:ピアノ組曲「ゴイェスカス~恋するマホたち~」より
エル・ペレレ~ゴヤ風な情景/愛の言葉/ 嘆き、またはマハと夜鳴うぐいす
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの断章
ロシアの踊り /ペトルーシュカの部屋/謝肉祭
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
ピアノ:石井克典
CD:オクタヴィアレコード OVCT00133
ピアノの石井克典は静岡県浜松市出身。東京音楽大学付属高等学校、同大学特待生。大学在学中、第59回「日本音楽コンクール」第3位入賞。1992年、タングルウッド音楽祭ミュージックセンターサマーセッションに特待研修生として招かれる。ニューヨークのマネス音楽大学大学院で学ぶ。1997年「浜松国際ピアノアカデミーコンクール」第1位。現在、アメリカと日本を中心に活発な演奏活動を続けている。 東京音楽大学講師。
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2017年9月14日

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988~アリア
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV 147
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004~第5曲 シャコンヌ
G線上のアリア BWV1068
ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV 1051~第2楽章 アダージョ・マ・ノン・タント
ギター:河野智美、田中春彦、大沢美月
録音:2017年3月1日~3日、東京、五反田文化センター
CD:アールアンフィニ(ソニー・ミュージックダイレクト / ミューズエンターテインメント) MECO-1039
ギターの河野智美は東京都出身。クラシカルギターコンクール優勝の他、東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど国内外のコンクールで入賞。CD「白い軌跡」「DIECI CENTESIMI」「祈り Oración」、DVD「Recollections」の他、ジャズクラシックをコンセプトにした「Luxe リュクス」、また初のオール・バッハアルバム「The BACH」をリリース。日本各地の他、ロシア、韓国、中国、タイ、イタリア、オーストリア、ボリビア、スペインに招かれコンサートやマスタークラスを行う。昭和音楽大学非常勤講師。
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2017年9月11日

ラヴェル:バレエ音楽 「ダフニスとクロエ」 (全曲)
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
管弦楽:レ・シエクル/アンサンブル・エデス
録音 : 2016年、ライヴ録音
CD:キングインターナショナル KKC5760
指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロト(1971年生まれ)はフランス、パリ出身。現在、ヨーロッパでもっとも熱い注目を集める指揮者の一人。当初、フルート奏者として活動。2000年「ドナテルラ・フリック指揮コンクール」第1位となり、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタントを務め、ロンドン交響楽団などを指揮。2003年に革新的なオーケストラ「レ・シエクル」を創設し、時代楽器とモダン楽器を使い分け、多彩なプログラムを展開している。2011年南西ドイツ放送交響楽団首席指揮者に就任。2015年ケルン市音楽監督に就任。このCDはラヴェルの「ダフニスとクロエ」を初演時の楽器で再現。
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