クラシック音楽 新譜CD情報


2017年7月10日

★カピュソン兄弟などによるブラームス:弦楽六重奏曲 第1&2番


カプソン兄弟

ブラームス:弦楽六重奏曲 第1&2番

演奏:ルノー・カピュソン(ヴァイオリンI)
    クリストフ・コンツ(ヴァイオリンII)
    ジェラール・コセ(ヴィオラI)
    マリー・シレム(ヴィオラII)
    ゴーティエ・カピュソン(チェロI)
    クレメンス・ハーゲン(チェロII)

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13662

 フランスを代表するヴァイオリニストの兄、ルノー・カピュソンと弟でチェリストのゴーティエ・カピュソンがウィーン・フィルのヴァイオリニストのクリストフ・コンツや、ヴィオラのジェラール・コセ、マリー・シレム、そして、クレメンス弦楽四重奏団の創立メンバー、クレメンス・ハーゲンという室内楽の名手たちと行った、2016年「エクサンプロヴァンス音楽祭」のライヴ録音。

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2017年7月06日

★フランスの名花 ナタリー・デセイの初のシューベルト:歌曲集


ナタリー・デセイ2

シューベルト:愛の使い(歌曲集「白鳥の歌」 D.957 第1曲)
         きみは憩い D.776
         魔王 D.328
         ギリシャの神々 D.677
         糸を紡ぐグレートヒェン D.118
         ミニョンの歌「ただあこがれを知るひとだけが」(4つの歌曲 D.877 第4曲)
         都会(歌曲集「白鳥の歌」 D.957 第11曲)
         春の小川で D.361
         ズライカ D.720
         水の上にて歌う S.558の2 (リスト編曲によるピアノ・ソロ)
         ひめごと D.719
         ガニュメデス D.544
         スイートロケット D.752
         憩いない愛 D.138
         春に D.882
         岩上の牧人 D.965

ソプラノ:ナタリー・デセイ

ピアノ:フィリップ・カッサール

クラリネット:トーマス・サヴィ

録音:2016年11月28日~12月3日、ベルリン、ジーメンスヴィラ

CD:ソニーミュージックSICC-30424

 ソプラノのナタリー・デセイ(1965年生れ)は、フランス出身。現代世界最高のオペラ歌手の一人と言われたが、故障のため2013年にオペラからは引退を発表。このCDは、ソニー・クラシカルと専属契約を結び、生涯初めて取り組んだシューベルトの歌曲集(ドイツ歌曲のフル・アルバムも初)。

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2017年7月03日

★小山実稚恵のバッハ:ゴルトベルク変奏曲


小山実稚恵2

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

ピアノ:小山実稚恵

録音:2017年2月7日~10日、軽井沢大賀ホール

CD:ソニーミュージック SICC‐19032

 ピアノの小山実稚恵は宮城県仙台市出身。1982年「チャイコフスキー国際コンクール」第3位(第1位該当なし)、1985年「ショパン国際ピアノコンクール」第4位(女性では最高位)と、二大国際コンクールの両方に入賞した日本人で唯一のピアニスト。2015年文化庁芸術祭音楽部門優秀賞受賞、2017年芸術選奨音楽部門文部科学大臣賞受賞。

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2017年6月29日

★東京トロンボーンオーケストラによる待望のファースト・アルバム


オーケストラ東京トロンボーン

バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番BWV 1048
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
ベートーヴェン:交響曲 第9番より
長野雄行:ウインド・オブ・レインボー・アイランド
コズマ:枯葉
ヴォールラス:20人のトロンボーンのためのジャズ・コンディメンツ

演奏:東京トロンボーンオーケストラ

CD:マイスター・ミュージック MM‐4012

 東京トロンボーンオーケストラは、国内唯一の定期的な活動を行う常設トロンボーン室内楽団として2004年に結成。楽器の響きを生かした「トロンボーン・ギャラリー」と題する教会での定期演奏会をはじめ、多方面で活躍。最大20人までの編成で、古典から現代まで幅広いレパートリーを持つ。このCDは、東京トロンボーンオーケストラによる待望のファースト・アルバム。

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2017年6月26日

★人気ピアニスト 外山啓介の“MY FAVORITES”


外山啓介

ラヴェル:ラ・ヴァルス
ドビュッシー:喜びの島、ロマンティックなワルツ
リスト:バラード第2番、愛の夢第3番、コンソレーション第3番
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
シューマン(リスト編曲):献呈

ピアノ:外山啓介

録音:2016年12月2日~4日、稲城iPlaza

CD:avex CLASSICS AVCL‐25938

 ピアノの外山啓介(1984年生れ)は、北海道札幌市出身。2006年東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。ドイツ・ハノーファー音楽演劇大学留学を経て、2011年東京芸術大学大学院修士課程修了。2004年第73回「日本音楽コンクール」ピアノ部門第1位。

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2017年6月22日

★日本初の「シベリウス大全集」(CD69枚)が完成


シベリウス大全集

シベリウス:交響曲や歌曲、室内楽など約420曲

演奏:ネーメ・ヤルヴィ、オスモ・ヴァンスカ ほか

CD:キングインターナショナル KKC-8675~8743(CD69枚+特典CD+解説冊子)

 シベリウスの交響曲や歌曲、室内楽など約420曲を収録した「シベリウス大全集」(CD69枚+特典CD+解説冊子)が完成した。今回の全集には、これまでほとんど知られていない歌曲などに加え、未公開の習作も含まれている。これは日本単独企画による日本初の「シベリウス大全集」。全声楽曲歌詞対訳付。完全限定盤。

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2017年6月19日

★2016年「マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール」優勝者 佐藤彦大 ピアノ・リサイタル


佐藤彦大

ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 作品42
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ファリャ:ベティカ幻想曲(アンダルシア幻想曲)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D784
リスト:シューベルトの12の歌より「糸を紡ぐグレートヒェン」「魔王」
    愛の夢 第3番
    メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」

ピアノ:佐藤彦大

録音:2016年9月、東京音楽大学

CD:ナミ・レコード WWCC-7834

 ピアノの佐藤彦大は岩手県盛岡市出身。東京音楽大学大学院を卒業後、渡独。ベルリン芸術大学で研鑽を積み、現在はモスクワ音楽院在学中。第1回「野島稔・よこすかピアノコンクール」第1位、第76回「日本音楽コンクール」第1位。第4回「仙台国際音楽コンクール」第3位、第5回「サン・ニコラ・ディ・バーリ国際ピアノコンクール」第1位。そして2016年「マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール」で第1位。

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2017年6月15日

★「モントリオール国際音楽コンクール」優勝者ベアトリーチェ・ラナのバッハ:ゴルトベルク変奏曲


ベアトリーチェ・ラナ

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13634

 ピアノのベアトリーチェ・ラナ(1993年生れ)は、イタリア出身。2011年18歳で「モントリオール国際音楽コンクール」優勝、2013年「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」第2位および聴衆賞受賞。浜松国際ピアノアカデミーの出身者でもある。

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2017年6月12日

★偉業!日本人の指揮者(飯森範親)&交響楽団(山形交響楽団)による初のモーツァルト:交響曲全集


全集モーツァルト交響曲

モーツァルト:交響曲全集(第1番~第41番ほか全53曲)

指揮:飯森範親

演奏:山形交響楽団

録音:2007年~2016年、山形テルサホール(ライヴ録音)ほか

CD:オクタヴィアレコード OVCL‐00630(13枚組)

 飯森範親と山形交響楽団が2007年から10年をかけて取り組んだモーツァルト:交響曲全集。これは、日本人の指揮者&交響楽団による初のモーツァルト:交響曲全集であり、正に偉業と呼べるCD。指揮の飯森範親(1963年生れ)は、神奈川県鎌倉市出身。桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンに留学。1985年「民音コンクール指揮」第2位(1位なし)。1987「年ブザンソン国際指揮者コンクール」第2位。1988年「マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール」大賞受賞。1989年からバイエルン国立歌劇場においてヴォルフガング・サヴァリッシュのもとで修行を積む。現在、山形交響楽団音楽監督、東京交響楽団正指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団名誉指揮者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。日本センチュリー交響楽団首席指揮者。2006年度(平成18年度)「芸術選奨新人賞」を受賞。

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2017年6月08日

★チューリッヒ歌劇場音楽総監督ファビオ・ルイージのリムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」


ファビオ・ルイージ

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」

ヴァイオリン:バルトゥオミ・ニジョウ(フィルハーモニア・チューリッヒのコンサートマスター)

指揮:ファビオ・ルイージ

管弦楽:フィルハーモニア・チューリッヒ

録音:2016年7月、チューリッヒ歌劇場(ライヴ録音)

CD:キングインターナショナル KKC-5709

 指揮のファビオ・ルイージ(1959年生れ)は、イタリア・ジェノヴァ出身。パガニーニ音楽院、グラーツ音楽院で学ぶ。1984年よりグラーツ歌劇場で指揮者活動を開始。1990年にはグラーツ交響楽団を創設し、1995年まで芸術監督を務めた。ライプツィヒ放送交響楽団芸術監督、スイス・ロマンド管弦楽団首席指揮者、ウィーン交響楽団首席指揮者を歴任。2012年よりメトロポリタン歌劇場首席指揮者ならびにチューリッヒ歌劇場音楽総監督。 2013年には、メトロポリタン歌劇場とのワーグナーの連作オペラ「ニーベルングの指環」の録音によりグラミー賞を受賞。 2017年からデンマーク国立交響楽団首席指揮者に就任。

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