クラシック音楽 新譜CD情報


2016年1月28日

☆バッティストーニ&東京フィルのプッチーニ:歌劇「トゥーランドット」(演奏会形式)


バッティストーニ

プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」(演奏会形式)

指揮:アンドレア・バッティストーニ

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

ソプラノ:ティツィアーナ・カルーソー
テノール:カルロ・ヴェントレ
ソプラノ:浜田理恵

合唱:新国立劇場合唱団

収録:2015年5月18日、サントリーホール(ライヴ録音)

CD:日本コロムビア COGQ‐85~86

 指揮者のアンドレア・バッティストーニは、1987年イタリア・ヴェローナ生まれ。2013年1月よりジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に就任。 2015年、東京フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者に指名された。東京フィルの能力を最大限引き出す指揮者として現在注目されている。

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2016年1月25日

★アヴォス・ピアノ・カルテットのシューマン:ピアノ四重奏曲/ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番


アヴォス・ピアノ・カルテット

シューマン:ピアノ四重奏曲
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番

ピアノ四重奏:アヴォス・ピアノ・カルテット

             ピアノ:マリオ・モントーレ
             ヴァイオリン:山田美怜
             ヴィオラ:マルコ・ニルタ
             チェロ:アレッシオ・ピアネッリ

CD:ナミ・レコード WWCC‐7798

 アヴォス・ピアノ・カルテットは、2007年ローマ・サンタ・チェーチェーリア音楽院卒業生により結成。 現在イタリアで最も期待されている若手音楽家達。 ヴィットリオ・グイ国際音楽コンクール(フィレンツェ)、トリオ・ディ・トリエステ国際室内楽コンクール(トリエステ)において最高位、合わせてブラームス作品最優秀演奏賞も受賞。2010年シエナのキジアーナ音楽アカデミーよりDiploma d’Onore(名誉学位)とPremio Banca Monte Dei Paschi di Sienaを授与された。

 ヴァイオリンの山田美怜は、鳥取県倉吉市出身。桐朋女子高等学校音楽科、同学園大学演奏学科卒業後イタリアへ。ローマのサンタ・チェチーリア国立音楽院アカデミー室内楽科、ヴァイオリン科共に最高点で卒業。シエナのキジアーナ音楽院では5年続けて優良卒業証書と奨学金を得る。また2010年、同音楽院より名誉学位(Diploma d’Onore)及びモンテ・デイ・パスキ銀行賞を受賞。現在、サンタ・チェチーリア国立アカデミー主催「アンサンブル900」コンサートマスター、ベルギーのフレンコート・ソロイスツ・チェンバー・オーケストラ第2ヴァイオリン首席奏者を務める。

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2016年1月21日

★ゴーティエ・カプソンのショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番/第2番


カピュソン

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番/第2番

チェロ:ゴーティエ・カプソン

指揮:ワレリー・ゲルギエフ

管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13241

 チェロのゴーティエ・カプソンは、1981年生まれ。パリ音楽院で学ぶ。99年モーリス・ラヴェル・アカデミー1位、アンドレ・ナヴァラ・コンクール優勝。2004年ドイツのエコー賞とボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞受賞。“チェロの貴公子”とも呼ばれる。ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲の第1番は1959年に作曲、第2番は作曲中に心臓発作を起こした1966年に作曲した。

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2016年1月18日

★パッパーノ指揮ローマ・サンタ・チェチーリア管のヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲


パッパーノ アイーダ

ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲

指揮:アントニオ・パッパーノ

管弦楽:ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

アイーダ:アニャ・ハルテロス(ソプラノ)
ラダメス:ヨナス・カウフマン(テノール)
アムネリス:エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ)
アモナズロ:リュドヴィク・テジェ(バリトン)
ラムフィス:アーウィン・シュロット(バス・バリトン)
エジプト国王:マルコ・スポッティ(バス)
使者:パオロ・ファナーレ(テノール)
巫女の長:エレオノーレ・ブラット(ソプラノ)

合唱:ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団

録音:2015年2月、Sala Santa Cecilia、Auditorium Parco della Musica,、Roma

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13257~9

 パッパーノ指揮ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団によるヴェルディ:歌劇「アイーダ」の全曲スタジオ録音。主役は、ソプラノのハルテロスとテノールのカウフマン。この20年で音楽業界で大規模オペラのスタジオ録音が姿を消す中、久々の大がかりな録音。

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2016年1月14日

★マックス・ポンマー札響首席指揮者就任記念ライヴ録音盤


マックス・ポンマー

メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」

指揮:マックス・ポンマー

管弦楽:札幌交響楽団

収録:2015年7月10日、11日、」札幌コンサートホール「Kitara」

CD:フォンテック FOCD9699

 このCDは、札幌交響楽団(札響)のマックス・ポンマー首席指揮者就任記念の第579回定期演奏会のライヴ録音盤。マックス・ポンマーは、1936年、ライプツィヒ生まれのドイツの指揮者。ライプツィヒ音楽大学、ライプツィヒ大学で学ぶ。1959年から1961年にヘルベルト・フォン・カラヤンのもとで学んだ。ライプツィヒ大学音楽監督(1974-87)、ライプツィヒ新バッハ合奏団芸術監督(1978-87)、ライプツィヒ放送交響楽団首席指揮者(1987-91)、ハンブルク・カメラータ音楽監督(2001-11)などを歴任。日本へは2008年、名古屋フィルハーモニー交響楽団を指揮して以来、定期的に訪れている。2015年4月、札幌交響楽団の首席指揮者に就任した。

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2016年1月11日

★“千人に一人のリリシスト” ラドゥ・ルプー録音全集(CD28枚)


ラドゥ・ルプー

【CD1】モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467, ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414 ~ ウリ・セガル(指揮)イギリス室内管弦楽団[1974年録音], モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452 ~ ハン・デ・フリース(オーボエ)ゲオルク・ピーターソン(クラリネット)ヴィセンテ・サルソ(ホルン)ブライアン・ポラード(ファゴット)[1984年録音]~ ・・・・・・ ~【CD28】フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調, ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 ~ チョン・キョンファ(ヴァイオリン)[1977年録音]

ピアノ:ラドゥ・ルプー

CD:ユニバーサルミュージック(Decca) 478-8772

 ラドゥ・ルプー(1945年生まれ)は、ルーマニア出身のピアニスト。ブカレスト音楽院で学ぶ。1960年より1968年までモスクワ音楽院に留学。1966年第2回ヴァン・クライバーン国際コンクール優勝、1967年エネスコ国際コンクール優勝、1969年リーズ国際ピアノ・コンクール優勝。ロンドン・デビュー当時、地元紙により「千人に一人のリリシスト」と呼ばれ、以降、ルプーを形容する表現として使用されている。この28枚組のCD全集は、彼の70歳を記念して、1970 ~ 92年に残した録音を集めたもの。ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、シューマンなど名曲の独奏、メータ、デ・ワールト、プレヴィンら、錚々たる巨匠たちとの協奏曲、シモン・ゴールドベルクやチョン・キョンファなどとの室内楽など、ルプーの録音全てを収録した。

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2016年1月07日

★ベートーヴェン:三重協奏曲&序曲集


ベートーヴェン 三重協奏曲

ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲
「エグモント」序曲
「コリオラン」序曲

ヴァイオリン:ジュリアーノ・カルミニョーラ

チェロ:ソル・ガベッタ

ピアノ:デヤン・ラツィック

指揮:ジョヴァンニ・アントニーニ

管弦楽:バーゼル室内管弦楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC-30248

 このCDは、バロック・ヴァイオリンの名手、ジュリアーノ・カルミニョーラ、人気チェリスト、ソル・ガベッタ、クロアチアの個性派ピアニスト、デヤン・ラツィックが、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団の伴奏の下、ベートーヴェンの「三重協奏曲」を収録。指揮のジョヴァンニ・アントニーニ(1965年生まれ)は、イタリア・ミラノ出身のリコーダー奏者、指揮者。1985年に、バロック音楽を古楽器で演奏するために、「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」を設立し、同楽団の指揮者となる。

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2015年12月31日

★フランスを代表するピアニスト アレクサンドル・タローのバッハ:ゴルドベルク変奏曲


タロー

バッハ:ゴルドベルク変奏曲

ピアノ:アレクサンドル・タロー

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13262

 ピアノのアレクサンドル・タロー(1968年生まれ)は、現代フランスを代表するピアニストの一人。パリ国立高等音楽院卒業。ラヴェルのピアノ作品全集(世界初録音2作品を含む)は、2003年アカデミー・シャルル・クロ・グランプリ、ディアパソン金賞を受賞したほか、モンド・ドゥ・ラ・ミュジク誌、クラシカ誌、BBCミュージック・マガジン、フォノ・フォルム誌などの主要音楽誌上で絶賛された。バッハ:ゴルドベルク変奏曲は、激務のために不眠症に陥っていたカイザーリンク伯爵の“眠れない夜を慰めるための曲”というリクエストにより作られ、バッハによる「クラヴィーア練習曲」の最終章でもある。

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2015年12月31日

★ゲルギエフ&マリインスキー管のショスタコーヴィチ:交響曲第4番/第5番/第6番の新盤


ゲルギエフ ショスタコーヴィチ

ショスタコーヴィチ : 交響曲 第4番/第5番/第6番

指揮: ワレリー・ゲルギエフ

管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団

録音 : 2013年6月24~27日 (第4番、 セッション)、2012年6月5、9、14日 (第5番、ライヴ録音)、2013年6月21、23、26日 (第6番、ライヴ録音)、マリインスキー・コンサートホール

CD:キングインターナショナル KKC-5417

 このCDは、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団がショスタコーヴィチの交響曲第4、5、6番の約10年を経ての再録音盤。ゲルギエフは、マリインスキー劇場管弦楽団の芸術監督を1988年以来務めている。2015年からは、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任した。

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2015年12月28日

★ファウスト、ケラス、メルニコフによるシューマン:ヴァイオリン協奏曲/ピアノ三重奏曲第3番


イザベル・ファウスト シューマン

シューマン : ヴァイオリン協奏曲
         ピアノ三重奏曲第3番

ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
チェロ:ジャン=ギアン・ケラス
フォルテピアノ:アレクサンドル・メルニコフ

指揮: パブロ・エラス=カサド

管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ

録音 : 2014年5月、8月、9月、ベルリン、テルデックス・スタジオ

CD:キングインターナショナル  KKC-5477

 このCDは、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)の3人による、シューマン・プロジェクトの第1弾。同プロジェクトは、シューマンの協奏曲3曲(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3曲のレコーディングをするというもの。楽器は、ガット弦の弓を張った弦楽器、そしてフォルテピアノ、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケストラ。ボーナスDVDには、シューマンのヴァイオリン協奏曲のライヴ映像が収録されている。

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