2015年12月31日
バッハ:ゴルドベルク変奏曲
ピアノ:アレクサンドル・タロー
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13262
ピアノのアレクサンドル・タロー(1968年生まれ)は、現代フランスを代表するピアニストの一人。パリ国立高等音楽院卒業。ラヴェルのピアノ作品全集(世界初録音2作品を含む)は、2003年アカデミー・シャルル・クロ・グランプリ、ディアパソン金賞を受賞したほか、モンド・ドゥ・ラ・ミュジク誌、クラシカ誌、BBCミュージック・マガジン、フォノ・フォルム誌などの主要音楽誌上で絶賛された。バッハ:ゴルドベルク変奏曲は、激務のために不眠症に陥っていたカイザーリンク伯爵の“眠れない夜を慰めるための曲”というリクエストにより作られ、バッハによる「クラヴィーア練習曲」の最終章でもある。