2011年2月03日
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
指揮:小林研一郎
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー
CD:オクタヴィア・レコード OVCL‐00403
小林研一郎とチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の仲は、2002年に、「プラハの春」音楽祭のオープニングコンサートにおいて、東洋人として初めて同楽団を指揮し、スメタナの交響詩「わが祖国」を演奏し全世界に同時中継されてからの関係。もともと世界の”コバケン”は、1974年、第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞以来、1994年、ハンガリー政府より星付中十字勲章授与されるなど、東欧での評価は高いものがある。日本でも日本フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、東京芸術大学名誉教授を務めるなど、名実とも日本の看板指揮者に上り詰めた”コバケン”と名門チェコ・フィルのコンビによるベートーヴェン「英雄」は、しばしの聴きもの。