2012年4月06日
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
指揮:ケント・ナガノ
管弦楽:モントリオール交響楽団
独唱:エリン・ウォール(ソプラノ)/藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)/サイモン・オニール(テノール)/ミハイル・ペトレンコ(バス)
合唱:モントリオール交響楽団合唱団
ターフェルムジークの室内合唱団
録音:2011年9月、メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール(ライヴ録音)
CD:ソニームージック SICC‐1533
ケント・ナガノと彼が音楽監督を務めるカナダのモントリオール交響楽団による「ベートーヴェン:交響曲全集」プロジェクトの4作目の第9番「合唱」。モントリオールの新しいコンサートホールで、モントリオール響の新たな本拠地となるメゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールのこけら落とし公演で2011年9月、ライヴ収録されたもの。これまで同様、オリジナル楽器演奏のメソードを取り入れることで、緊張感の高い演奏を実現。オリジナル・アルバムのタイトルは「人類の悲哀と人間愛」。ヤン・マルテルによる朗読「僕の革命の友達は、どこへ行ってしまったのか」を加えることで、200年前に書かれたベートーヴェンの音楽が21世紀に持つ意味合いを強く意識したコンセプト。