2012年8月03日
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番
ヴァイオリン:庄司紗矢香
指揮者:ドミトリー・リス
管弦楽:ウラル・フィル
録音:2011年8月、エカテリンブルク・フィルハーモニー (ロシア)
CD:キング・インターナショナル KKC5204(Mirare France MRI166)
庄司紗矢香がショスタコーヴィチの協奏曲に挑戦。これまで彼女は、日本のオーケストラと第1番を何度か演奏し、高い評価を受けていただけに期待される。ヴァイオリン協奏曲第1番は第2次世界大戦直後、スターリンの恐怖政治下に書かれ、全体に神経質な緊張感と苦悩に満ちた大作。第1番の約20年後に作られた第2番は、第1番に比べると演奏される頻度が多くないが優れた作品。伴奏は、フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのドミトリー・リス指揮ウラル・フィル。