クラシック音楽 新譜CD情報


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2021年11月29日

★ハインツ・ホリガー指揮バーゼル室内管弦楽団のシューベルト:交響曲全集(全8曲)


<DISC 1>

シューベルト:歌劇「フィエラブラス」 D 796:序曲
       交響曲 第5番 変ロ長調 D 485
       交響曲 第1番 ニ長調 D 82

<DISC 2>

シューベルト:交響曲 第3番 ニ長調 D 200
       歌劇「悪魔の別荘」 D 84:序曲
       歌劇「アルフォンゾとエストレッラ」 D 732:序曲
       交響曲 第2番 変ロ長調 D 125

<DISC 3>

シューベルト:イタリア風序曲 D 590
       交響曲 第6番 ハ長調 D 589
       交響曲 第4番 ハ短調 D 417 「悲劇的」

<DISC 4>

シューベルト:アンダンテ ロ短調 D 936a (ローランド・モーザーによる管弦楽編曲版)
       交響曲第7番 ロ短調 D 759 「未完成」
       木管九重奏曲 変ホ短調 D 79 「小葬送曲」
       「エコーラウム(響きの部屋)」
          ~シューベルトの 「小葬送曲」 D 79に基づくシューベルト
        6つのドイツ舞曲 D 820(ヴェーベルンによる管弦楽編曲版)
         [第1番 変イ長調/第2番 変イ長調/第3番 変イ長調/第4番 変ロ長調/
          第5番 変ロ長調/第6番 変ロ長調]

<DISC 5>

シューベルト:劇付随音楽「魔法の竪琴(ロザムンデ)」序曲 D 644
       交響曲 第8番 ハ長調 D 944 「ザ・グレイト」

指揮:ハインツ・ホリガー

管弦楽:バーゼル室内管弦楽団

 ハインツ・ホリガー(1939年生まれ)は、スイス出身のオーボエ奏者、指揮者、作曲家。ベルン音楽院とバーゼル音楽院で学ぶ。作曲は、ヴェレシュ・シャーンドルとピエール・ブーレーズに師事。オーボエは、スイスでエミール・カッサノウ、パリ音楽院でピエール・ピエルロ、ピアノはイヴォンヌ・ルフェビュールに師事。オーボエのソリストとしては、1959年「ジュネーヴ国際音楽コンクール」、1961年「ミュンヘン国際音楽コンクール」でそれぞれ優勝した国際的に名声ある演奏家。献呈されたオーボエ作品も数多い。オーボエ奏者としてのレパートリーは、バロック音楽から現代音楽にまで広範囲にわたり、ホリガー木管アンサンブルも主宰。また、指揮者としてはヨーロッパ室内管弦楽団のほか、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などを指揮している。

 このCDは、ハインツ・ホリガーが、2017〜20年にかけてバーゼル室内管弦楽団と録音したシューベルトの交響曲全集。交響曲8曲・序曲4曲に加え、シューベルトにインスパイアされたスイスの作曲家ローランド・モーザーによる作品までを収録。スイスの名チェンバー・オーケストラ、バーゼル室内管弦楽団は、クラシカル・ボウとガット弦を使用した両翼配置の弦やピリオド楽器を使用。

 

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