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2023年1月19日

★マーク・パドモア(テノール)&内田光子(ピアノ)のベートーヴェン:遥かなる恋人に/シューベルト:白鳥の歌


ベートーヴェン:遥かなる恋人に 作品98
シューベルト:白鳥の歌 D957

テノール:マーク・パドモア

ピアノ:内田光子

CD:ユニバーサルミュージック UCCD-45019

 2017年、第59回グラミー賞にてドロテア・レシュマンとともにアルバム「シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌」(UCCS-50219)で最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)賞を受賞したピアニスト、内田光子の最新アルバム。今作は、テノール歌手マーク・パドモアとベートーヴェンの「遥かなる恋人に」とシューベルトの「白鳥の歌」を収録。

 テノールのマーク・パドモアは、英国ロンドンで生まれ、カンタベリーで育つ。ケンブリッジ大学のキングス・カレッジ合唱奨学金を受け音楽で名誉ある学位を得て卒業。オペラ、コンサート、リサイタルで輝かしいキャリアを確立し、バッハの受難曲における歌唱は世界中から称賛されている。2008年5月、ロンドンのウィグモア・ホールで初めてシューベルトの三大歌曲チクルスを行う。2011/12シーズンのウィグモア・ホールのレジデント・アーティストを務め、ポール・ルイスとシューベルト三大歌曲チクルスを再演。録音も数多く、ポール・ルイスとのシューベルト三大歌曲集、クリスティアン・ベザイデンホウトとのシューマン「詩人の恋」など、多くの賞に輝いている。現在、コンウォールの「セント・エンデリオン夏音楽祭」の芸術監督を務めている。

 ピアノの内田光子(1948年生れ)は、静岡県熱海市出身、英国籍。1971年、英国ウィグモア・ホールでの演奏会でロンドン・デビュー。1982年ロンドンのウィグモア・ホールでのモーツァルト「ピアノ・ソナタ連続演奏会」はロンドンの批評家から絶賛を浴び、一躍、楽壇の寵児となる。2009年DBE(大英帝国勲章第2位)を授与されエリザベス女王よりデイムの称号を授かる。2011年第53回「グラミー賞(最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞)」、2015年「モーツァルト生誕259年記念モーツァルト・ゴールデン・メダル」、2015年「高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)」、2017年第59回「グラミー賞(クラシック部門最優秀ソロ・ボーカル・アルバム賞)」を受賞。

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