2023年5月01日
ラヴェル:クープランの墓
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
ラ・ヴァルス
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:パリ管弦楽団
CD:ソニーミュージック SICC-19060
このCDは、パーヴォ・ヤルヴィがパリ管弦楽団と残したフランス音楽の粋ともいうべきラヴェル・アルバム。ヤルヴィは、パリ管音楽監督在任中(2010年~2016年)にフォーレ、ビゼー、プーランク、デュティユーなどののフランスの作曲家の録音を行い、高く評価されていた。今回、このコンビによるラヴェルの作品集が編まれた。
指揮のパーヴォ・ヤルヴィ(1962年生まれ)は、エストニア出身(現在の国籍はアメリカ合衆国)。カーティス音楽院で指揮を学び、その後ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽学校でレナード・バーンスタインなどに学ぶ。2001年にシンシナティ交響楽団首席指揮者に就任。1995年の初来日以来、日本での演奏回数も多い。hr交響楽団首席指揮者、パリ管弦楽団首席指揮者、NHK交響楽団首席指揮者を歴任。2004年からドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、2019年からチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団首席指揮者兼音楽監督を務めている。