2023年5月29日
ロベルト・シューマン:3つのロマンス Op.94
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
ファニー・メンデルスゾーン:夕暮れの情景(5つの歌曲Op.10より)
五月の夜(6つの歌曲Op.9より)
あなたは安らぎ(6つの歌曲Op.7より)
非難 (5つの歌曲Op.10より)
さすらいの歌 (6つの歌曲Op.1より)
どうしてバラはこんなに青ざめているの?(6つの歌曲Op.1より)
ロベルト・シューマン:幻想小曲集 Op.73
フェリックス・メンデルスゾーン:ソナタ ヘ長調 MWV Q26
フルート:エマニュエル・パユ
ピアノ:エリック・ル・サージュ
CD:ワーナーミュージックジャパン 5419.756355
フルートのエマニュエル・パユ(1970年生まれ)は、スイス、ジュネーブ出身。6歳からフルートを始め、ブリュッセルの音楽アカデミーを経て、パリ音楽院で学ぶ。1990年に首席で卒業後もバーゼルでオーレル・ニコレに師事。その後、ソリストとして活躍を見せ、世界の主要なコンクールで華々しい成績を収める。1989年から1992年までバーゼル放送交響楽団首席奏者を務めた。1993年から23歳でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として演奏を開始(同楽団の歴史上最年少)。2000年ベルリン・フィルを一時退団したが、2002年に復帰し、現在、ソリスト兼ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者として活躍。また、音楽アンサンブル「レ・ヴァン・フランセ」のメンバーとしても精力的な活動を続けている。主なコンクール入賞歴 は、「ドゥイノ国際コンクール」第1位(1988年)、第2回「神戸国際フルートコンクール」第1位(1989年)、「ジュネーヴ国際音楽コンクール」第1位(1992年)など。
ピアノのエリック・ル・サージュ(1964年生まれ)は、フランス出身。パリ音楽院を修了後、ロンドンに留学してマリア・クルシオの許で研鑚を重ねる。ソリストとしては、ロマン派音楽を得意とするが、一般的には室内楽の若手名バイプレイヤーとして広く知られている。珍しいレパートリーの開拓にも意欲的で、とりわけドヴォルザークやシェーンベルク、ストラヴィンスキー、ブリテンらのピアノ協奏曲を演奏している。フランス放送フィルハーモニー管弦楽団やドレスデン交響楽団などの有名なオーケストラにも招かれて共演している。「サロン・ド・プロヴァンス国際音楽祭」の創設者のひとり。