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2023年5月08日

★現代を代表する指揮者パッパーノによるプッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲


プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲

指揮:アントニオ・パッパーノ

管弦楽:サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

ソンドラ・ラドヴァノフスキ(ソプラノ)(トゥーランドット姫)
エルモネラ・ヤオ(ソプラノ)(リュウ)
ヨナス・カウフマン(テノール)(無名の王子【王子カラフ】)
マイケル・スパイアーズ(テノール)(皇帝アルトウム)
グレゴリー・ボンファッティ(テノール)(パン)
シアボンガ・マクンゴ(テノール)(ポン)
マッティア・オリヴィエリ(バリトン)(ピン)
ミケーレ・ペルトゥーシ(バス)(ティムール)
マイケル・モフィディアン(バリトン)(役人)
フランチェスコ・トーマ(テノール)(ペルシアの王子)
ヴァレンティーナ・イアノッタ(ソプラノ)(トゥーランドットの第1の侍女)
ラクーシャ・ラメザーニ・メラー二(ソプラノ)(トゥーランドットの第2の侍女)

合唱指揮:ピエロ・モンティ

合唱:サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団、児童合唱団

録音:2022年2月28~3月8日、Parco della Musica, Roma

CD:ワーナーミュージックジャパン WPCS-13842~3

 歌劇作品での評価がとりわけ高い現代を代表するトップ指揮者、パッパーノによる「トゥーランドット」。主役テノールにカウフマンを迎えた新録音。アルファーノ補作初稿を使用し、トスカニーニによる削除部分も復元しての世界初・完全全曲録音。日本国内盤のみSACDハイブリッド仕様。さらにボーナス・トラック「誰も寝てはならぬ」のシングル・エディションー単独のアリアとして歌われる場合のエンディングヴァージョンを別トラックとして収録。

 指揮のアントニオ・パッパーノ(1959年生まれ)は、イタリア出身。アメリカに渡りピアノや作曲を学んだ後、各地の歌劇場で研鑽を積む。1987年にノルウェー歌劇場にデビューし、1990年からは音楽監督に就任。1992年ベルギー・ブリュッセルにあるベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督に就任。1999年バイロイト音楽祭に楽劇「ローエングリン」を振ってデビュー。2002年からイギリスのロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督、さらに2005年からはイタリアのローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めている。そして、サイモン・ラトルの後任として2023年9月からロンドン交響楽団 (LSO) の首席指揮者に就任予定。イタリア共和国功労勲章、エリザベス女王よりナイトに叙せられている。

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