2024年1月04日
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130
弦楽四重奏:キアロスクーロ四重奏団
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
パブロ・エルナン=ベネディ(ヴァイオリン)
エミリー・ホーンルンド(ヴィオラ)
クレール・チリヨン(チェロ)
CD:キングインターナショナル KKC-6740
このCDは、キアロスクーロ四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏曲シリーズの第3弾となる第10番「ハープ」と第13番。
キアロスクーロ四重奏団は、現代屈指のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァが率いるメンバーで構成され、今海外で最も注目を集める弦楽四重奏団のひとつ。このクァルテットの名「キアロスクーロ」とは、イタリア語で「明暗」の意味。作曲された当時の奏法を研究し、ガット弦&ノン・ヴィブラートを駆使し、立奏を採用したエキサイティングなスタイルで得られる「明暗」の鮮烈な表現が、他の室内楽団と一線を画す個性。ウィグモア・ホールをはじめ世界中名だたるホールや音楽祭に登場。
ヴァイオリンのアリーナ・イブラギモヴァ(1985年生まれ)は、ロシア、ポレフスコイ出身。グネーシン音楽学校でヴァイオリンを学ぶ。1996年、10歳の時、イギリスへ移住。イギリスでは、ユーディ・メニューイン音楽学校、ギルドホール音楽・演劇学校でヴァイオリンの研鑽を積み、さらに王立音楽大学で学ぶ。ロンドンのウィグモアホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ザルツブルクのモーツァルテウム大学、ウィーンのムジークフェライン、ニューヨークのカーネギーホールなど世界各地でリサイタルを開催。しばしば来日してコンサートツアーを行う。