クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2024年1月08日

2024年1月08日

★ラン・ランのサン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番/組曲「動物の謝肉祭」他


サン=サーンス:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22
        組曲「動物の謝肉祭」

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ編)
ドビュッシー:《小組曲》(ピアノ連弾のための)
フォーレ:楽園にて(《レクイエム》作品48から第7曲)(エミール・ナウモフ編)
ドリーブ:花の二重唱(歌劇《ラクメ》から)(エミール・ナウモフ編)
サン=サーンス:第5協奏曲によるトッカータ(6つの練習曲 作品111から第6曲)
フォーレ:パヴァーヌ 作品50
ファランク:練習曲 第10番 嬰ヘ短調(全調による30の練習曲 作品26から)
ソヒー:無言歌(4つのロマンティックな小品 作品30から第4番)
タイユフェール:ゆるやかなワルツ
ボニス(メル・ボニ):小さな子供が眠りにつく(14の子供の情景《Miocheries》から第13番)
ブーランジェ:明るい庭から(ピアノのための3つの作品から)
サン=サーンス:白鳥(組曲《動物の謝肉祭》から第13曲)(エミール・ナウモフによる1台4手編曲)

ピアノ:ラン・ラン、ジーナ・アリス

指揮:アンドリス・ネルソンス

管弦楽:ゲヴァントハウス管弦楽団

CD:ユニバーサルミュージック UCCG-45088~9

 このCDアルバムで協奏曲にカップリングされるのは、何世代にもわたって愛されるサン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」。家族でクラシック音楽を楽しんでもらいたいというラン・ランの思いから、妻でピアニストのジーナ・アリスとの連弾を披露している。ディスク2では、リリ・ブーランジェやルイーズ・ファランクなど5人のフランス人女性作曲家による小品のほか、ラヴェルやドビュッシーなど、フランス音楽を代表する作曲家による名曲を幅広く収録。

 ピアノのラン・ラン(1982年生れ)は、中国遼寧省瀋陽出身。5歳で「瀋陽ピアノ・コンクール」に優勝して最初のリサイタルを開く。1997年に渡米し、フィラデルフィアのカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事。2002年「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭」でレナード・バーンスタイン賞を受賞。2004年サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルと共演し、国際的にテレビ放映された。2008年北京五輪開会式で演奏。

コメント/トラックバック投稿 »