2024年2月12日
①ヨーゼフ・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ト長調 Hob.VIIa/4
②ミヒャエル・ハイドン:ヴィオラとチェンバロのための協奏曲 ハ長調 P55, MH41
寺神戸亮(①ヴァイオリン、②ヴィオラ)
天野乃里子(チェンバロ、芸術監督)
古楽アンサンブル:室内合奏団「バロックの真珠たち」
山縣さゆり(ヴァイオリン)
迫間 野百合(ヴァイオリン)
森田芳子(ヴィオラ)
ルシア・スヴァルツ(チェロ)
ロベルト・フラネンベルク(コントラバス)
録音:2022年9月19~21日、ハールレム、ドープスゲジンデ教会
CD:キングインターナショナル KKC-6785
このCDは、ハイドン兄弟の協奏曲集。2曲ともあまり録音されないが珠玉の名品。オランダで活動する天野乃里子が設立した古楽アンサンブル「バロックの真珠たち」による演奏で、寺神戸亮も参加。兄ヨーゼフのヴァイオリン協奏曲第4番(1769)は、現存する最後のヴァイオリン協奏曲。エステルハージの宮廷楽団コンサートマスター、ルイジ・トマジーニのために書かれたとされている。弟ミヒャエルのヴィオラとチェンバロ(オルガンでも可)のための二重協奏曲(1762)は、その編成からしてとても珍しいもの。