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2024年5月02日

★三浦文彰(ヴァイオリン)&清水和音(ピアノ)のブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集


ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78「雨の歌」
                第2番 イ長調 作品100
                第3番 ニ短調 作品108

ヴァイオリン:三浦文彰

ピアノ:清水和音

CD:エイベックス・クラシックス AVCL-84157

 ヴァイオリンの三浦文彰(1993年生まれ)は、東京都出身。6歳から徳永二男氏に師事。その後、ウィーン私立音楽大学で学ぶ。2006年「ユーディ・メニューイン国際ヴァイオリンコンクール」第2位。そして2009年、世界最難関とも言われる「ハノーファー国際コンクール」において、史上最年少の16歳で優勝。その後、モスクワ、ドイツ、スイスなどで開催される音楽祭に数多く出場。さらに北ドイツ放送交響楽団やウィーン室内管弦楽団などのオーケストラと共演するなど、国際的な活動を展開する。2018年からスタートしたサントリーホールARKクラシックスではアーティスティック・リーダーに就任。ロンドンの名門ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスも務める。2009年度第20回「出光音楽賞」受賞。2022年「Forbes」Asiaにおいて「30 under 30(世界を変える30歳未満の30人)」に選出される。

 ピアノの清水和音(1960年生れ)は、東京都出身。1980年ジュネーヴ音楽院に留学。1981年「ロン=ティボー国際コンクール」ピアノ部門で優勝。1982年デビューリサイタルを開く。1983年第9回「日本ショパン協会賞」受賞。2011年デビュー30周年を記念して、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第4番とパガニーニの主題による狂詩曲の全5曲を一度に演奏するという快挙を成し遂げた。2014年から2018年の5年間では春秋・年2回のリサイタル・シリーズ「清水和音 ピアノ主義」を開催。スカルラッティとバッハに始まり、古典派からロマン派を中心に20世紀のピアノ曲まで、幅広いレパートリーで聴衆を魅了、なかでもベートーヴェンとショパンに対して深い関心を寄せる。演奏活動の一方で、東京音楽大学の教授を務め、後進の指導にもあたっている。

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