2024年5月13日
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調作品35「葬送」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調作品106「ハンマークラヴィーア」
ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13849
このCDは、30歳になったベアトリーチェ・ラナが取り組んだショパンとベートーヴェンのソナタ。ラナは、「両方の作品は、非常に異なる方法で人間の状況を超越していますが、まったく異なるわけではありません・・・どちらも死の恐怖と孤独の恐怖に大きく関係している」と語っている。
ピアノのベアトリーチェ・ラナ(1993年生まれ)はイタリア、コペルティーノ出身。4歳でピアノの勉強を始め、 9歳でバッハのピアノ協奏曲ヘ短調を演奏してオーケストラ・デビューを果たす。 モノポリのニーノ・ロータ音楽院でベネデット・ルポに、ドイツのハノーバーにあるハノーバー音楽演劇団のハノーバー音楽演劇でアリエ・ヴァルディに師事。2011年「モントリオール国際ピアノコンクール」優勝および特別審査員賞受賞。2013年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」銀賞受賞。これまでリリースしたアルバムは、すべて世界的に高い評価を受けており、現在、世界から注目を浴びるピアニストの一人。