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2024年8月15日

★世界に羽ばたく俊英ふたり 辻彩奈と阪田知樹が奏でるブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集


ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 作品78「雨の歌」
      ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 作品100
      ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 作品108

      パラディス:シチリアーノ

ヴァイオリン:辻 彩奈

ピアノ:阪田知樹

CD:ソニーミュージック SICX-10021

 ともに2016年、ふたつの国際コンクール(モントリオール国際コンクール/フランツ・リスト国際コンクール)で第1位を獲得した若きヴィルトゥオーゾ、辻彩奈と阪田知樹。2020年からデュオとして全国各地で公演を行い、表情豊かで鮮度の高いデュオを聴かせてきた。今回、折に触れて取り上げてきたブラームスの3つのヴァイオリンとピアノのためのソナタをセッション・レコーディング。ふたりの公演でアンコールとしてしばしば演奏されたパラディスの「シチリアーノ」も収録。

 ヴァイオリンの辻 彩奈は、1997年岐阜県生まれ。3歳よりスズキメソードにてヴァイオリンを始め、10歳時にスズキテンチルドレンに選ばれる。11歳で名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演後、多くの国内外のオーケストラと共演。12歳で初リサイタルを行う。2016年「モントリオール国際音楽コンクール」において日本人として初の優勝を飾る。2017年「岐阜県芸術文化奨励」を受賞。2018年第28回「出光音楽賞」受賞。2019年ジョナサン・ノット指揮スイス・ロマンド管弦楽団とジュネーヴおよび日本にてツアーを実施し、その艶やかな音色と表現によって各方面から高い評価を得る。2022年辻 彩奈&阪田知樹デュオ・リサイタルツアーを全国10か所で実施。表情豊かで鮮度の高いデュオを聴かせ、深化著しい二人が触発し合って生み出す音楽は、各方面より称賛を受ける。

 ピアノの阪田知樹(1993年生まれ)は、東京藝術大学2年在学中の19歳で、第14回「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」最年少入賞(4~6位)。2012年より、名だたる世界的ピアニストを輩出し続けるイタリア北部の「コモ湖国際ピアノアカデミー」の最年少生徒として認められる。 2014年には、ハノーファー音楽大学に特別首席入学を果たす。「ピティナ・ピアノコンペティション」特級グランプリおよび聴衆賞等5つの特別賞。「クリーヴランド国際ピアノコンクール」にてモーツァルト演奏における特別賞。「キッシンジャー国際ピアノオリンピック」では日本人初となる第1位及び聴衆賞。2016年「フランツ・リスト国際ピアノコンクール」優勝および6つの特別賞受賞。2017年「横浜文化賞文化・芸術奨励賞」受賞。2021年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」第4位入賞。2023年第32回「出光音楽賞」受賞。

 

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