クラシック音楽 新譜CD情報


2025年9月11日

★ジョナサン・ノット&東京交響楽団 ベートーヴェン・シリーズ ベートーヴェン:交響曲 第2番&第5番

ベートーヴェン:交響曲 第2番 二長調 作品36
        交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」

指揮:ジョナサン・ノット(東京交響楽団音楽監督 2026年3月退任予定)

管弦楽:東京交響楽団

録音:2022年11月26日東京・サントリーホール、11月27日ミューザ川崎シンフォニーホール(第2番)、2024年12月7日東京・サントリーホール、12月8日ミューザ川崎シンフォニーホール(第5番)にてライヴ収録

CD:オクタヴィアレコード OVCL-00884

 ジョナサン・ノットと東京交響楽団は、2014年以来、ファンを魅了し熱狂させてきた。音楽監督就任以来シーズン毎に披露され互いに成熟し探求し続けてきたベートーヴェン像。第6番「田園」&第1番に次ぐシリーズ第3弾が登場。Last Season(東京交響楽団音楽監督を2026年3月に退任予定)を迎えた名コンビの演奏。

 指揮のジョナサン・ノット(1962年生れ)は、イギリス、ウェスト・ミッドランズ州出身。 ケンブリッジ大学で音楽学を専攻したのち、ロイヤル・ノーザン音楽大学で声楽とフルートを学ぶ。後に指揮に転向。フランクフルト歌劇場などでカペルマイスターを務めた後、2000年にはアンサンブル・アンテルコンタンポランの首席指揮者を務め、さらに2000 年からドイツ・バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。2010年、同オーケストラとのCD「マーラー交響曲第9番」を世界で権威あるフランスの「Midem 音楽賞」最優秀交響曲作品賞受賞へと導き、オーケストラの知名度を一躍広めた。ベルリン・フィルなど欧州の主要オーケストラに客演。バーデン=バーデン祝祭劇場ではマーラー・チクルスシリーズを立ち上げた。2007年には、ルツェルン音楽祭のアルティスト・エトワール(招待スター演奏家)に選ばれ、ワーグナー「ラインの黄金」を指揮。バーデン=バーデン祝祭劇場ではマーラー・チクルスシリーズを立ち上げた。2007年には、ルツェルン音楽祭のアルティスト・エトワール(招待スター演奏家)に選ばれ、ワーグナー<ラインの黄金>を指揮した。古典から現代曲まで幅広いレパートリーと抜群のプログラミングセンスを持つノットは、その多岐にわたる活躍が評価され、2009年「バイエルン文化賞」が贈られた。2011年1月のザルツブルク音楽祭モーツァルト週間でウィーン・フィルを指揮、ソリストにポリーニを迎えた演奏会は絶賛された。2009年にはマーラー・ユース・オーケストラを率いて、ヨーロッパツアーを行った。またバンベルクで開催される「マーラー国際指揮者コンクール」を統括。2014年東京交響楽団第3代音楽監督に就任(2026年3月退任予定<12年間>)。2016年スイス・ロマンド管弦楽団音楽監督に就任。

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