2011年10月07日
~メキシコ女性指揮者アロンドラ・デビュー! 8人の作曲家の華麗なるメキシコ・オーケストラ作品集~
マルケス:ダンソン第2番
ヴァイオリンとオーケストラのためのメロディ
チャベス:バレエ音楽「馬力」組曲~第3曲「熱帯地方」
カストロ:歌劇「アツィンバ」間奏曲
イバーラ:シンフォニア第2番「夢の控えの間」
ウアパンゴ
クレプシドラ(水時計)
ウイサル:交響詩「イマヘネス」
指揮:アロンドラ・デ・ラ・パーラ
管弦楽:フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカス(POA)
CD:ソニーミュージックジャパン S‐SICC1476
指揮のアロンドラ・デ・ラ・パーラは、1980年、ニューヨーク生まれ。2歳の時に両親とともにメキシコに移り住む。7歳でピアノを、13歳でチェロを習い、その13歳の時に指揮者を志望。メキシコに戻ってからは、メキシコ・シティの音楽研究センター(CIEM)で作曲を学び、19歳でニューヨークに渡って、マンハッタン音楽学校で学ぶ。2004年、23歳の時に、自らフィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカス(POA)を創設。使命は、南北アメリカの若い演奏家や作曲家を紹介する場としてのオーケストラを作ることであり、広い意味でのアメリカ大陸の音楽を、オーケストラのスタンダードなレパートリーにしっかりと根付かせること。彼女は、「ニューヨークで指揮した初のメキシコ女性」という栄誉を手にし、メキシコ観光省文化大使でもある。プラシド・ドミンゴは、彼女を「驚異の指揮者」と絶賛したという。