2019年8月26日
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第1番
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 作品81
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲
ピアノ:エフゲニー・キーシン
弦楽四重奏:エマーソン弦楽四重奏団
CD:ユニバーサル ミュージック UCCG1847~8(ライヴ録音、2枚組)
ピアノのエフゲーニ・キーシン(1971年生れ)は、ロシア、モスクワ出身。モスクワ市立グネーシン記念音楽専門学校で学ぶ。10歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を弾いてデビュー、11歳で初リサイタルを開くなど、早くから神童ぶりを発揮。これまでコンクール入賞歴はほとんどないものの、国際的ピアニストとして世界が認めるピアニスト。旧ソ連生まれだが、2002年英国籍、2013年イスラエル国籍も取得している。
エマーソン弦楽四重奏団は、アメリカの弦楽四重奏団。1976年にニューヨーク州を拠点として結成された。陰影に富んだ表現と軽やかなリズム感がその持ち味。このため、ドビュッシーやラヴェル、アイヴズ、バルトーク、グリーグ、ショスタコーヴィチ、バーバーなどの近現代作品を得意としている。また、第1と第2のヴァイオリンが曲によって交代するのが他のカルテットには見られない特徴。
このCDは、キーシンとエマーソン弦楽四重奏団による、2018年4月27日、カーネギー・ホールにおけるライヴ録音。