2020年5月28日
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」
ピアノ協奏曲第2番
ピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト
(フォルテピアノ:1989年製ロドニー・レジエ、
1824年製コンラート・グラーフ・モデル.コレクション・エドウィン・ボインク)
指揮: パブロ・エラス=カサド
管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ
CD:キングインターナショナル KKC-6143
ピアノのクリスティアン・ベザイデンホウト(1979年生まれ)は、南アフリカ出身。イーストマン音楽院を最優秀の成績で卒業し、チェンバロ、フォルテピアノ、通奏低音を学びつつ、欧米各地でバロック・オペラ公演の通奏低音奏者として経験を積む。2001年(21歳)「ブルージュ国際古楽コンクール」の第1位と聴衆賞を獲得、今日では世界の主要アンサンブルから頻繁に招かれ、著名アーティストとの共演や音楽祭への出演も多数。2009年からハルモニアムンディと長期的な録音プロジェクトを継続中。
指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生まれ)は、スペイン、グラナダ出身。グラナダの音楽院で学ぶ。2007年「ルツェルン音楽祭指揮者コンクール」優勝。2012年ニューヨークのセント・ルークス管の首席指揮者に就任。ピリオド楽器のフライブルク・バロック・オーケストラやヴァイオリンのイザベル・ファウスト、ピアノのアレクサンドル・メルニコフらと共演したレコーディングで次第に評価を高めてきた。2019年には首席客演指揮者を務めるマドリッドのレアル劇場でワーグナーの楽劇4部作「ニーベルンクの指環」のツィクルスも開始。