クラシック音楽 新譜CD情報


2021年11月01日

★エマニュエル・パユによるモーツァルトとパリのフルート

<Disc1>

エルサン:ドリームタイム
サン=サーンス:ロマンス作品37
        オドレット作品162
シャミナード:フルート・コンチェルティーノ作品107
プーランク(オーケストレーション/バークリー):ソナタ FP164
フォーレ(オーケストレーション/ルイ・オベール):幻想曲作品79
サン=サーンス:タランテラ作品6

<Disc2>

モーツァルト:協奏交響曲(フルート、オーボエ、ホルン、バスーンのための)変ホ長調K297b
            (ロバート・D.レヴィン復元版)(ベーレンライター・エディション)
フルートとハープのための協奏曲ハ長調K299(カデンツァ:ニーノ・ロータ)

フルート:エマニュエル・パユ

クラリネット:ポール・メイエ
バソン:ジルベール・オダン
ホルン:ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
ハープ:アンネレーン・レナエルツ

指揮:フランソワ・ルルー

管弦楽:パリ室内管弦楽団

CD:ワーナーミュージックジャパン WPCS13837~8(2枚組)

 フルートのエマニュエル・パユ(1970年生まれ)は、スイス、ジュネーブ出身。6歳からフルートを始め、ブリュッセルの音楽アカデミーを経て、パリ音楽院で学ぶ。1990年に首席で卒業後もバーゼルでオーレル・ニコレに師事。その後、ソリストとして活躍を見せ、世界の主要なコンクールで華々しい成績を収める。1989年から1992年までバーゼル放送交響楽団首席奏者を務めた。1993年から23歳でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として演奏を開始(同楽団の歴史上最年少)。2000年ベルリン・フィルを一時退団したが、2002年に復帰し、現在、ソリスト兼ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者として活躍。また、音楽アンサンブル「レ・ヴァン・フランセ」のメンバーとしても精力的な活動を続けている。主なコンクール入賞歴 は、「ドゥイノ国際コンクール」第1位(1988年)、第2回「神戸国際フルートコンクール」第1位(1989年)、「ジュネーヴ国際音楽コンクール」第1位(1992年)など。

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