クラシック音楽 新譜CD情報


2021年11月18日

★フルトヴェングラー指揮「バイロイトの第9」(1951年7月29日)の全貌が初めて明らかに

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」ニ短調Op.125

指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団

独唱:エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
   エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
   ハンス・ホップ(テノール)
   オットー・エーデルマン(バス)

バイロイト祝祭合唱団

録音:1951年7月29日/バイロイト祝祭劇場(ライヴ録音)

CD:キングインターナショナル BIS SA-9060

 これは、1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の4か国語(ドイツ語、フランス語、英語、スウェーデン語の順)によるアナウンスから巨匠フルトヴェングラーの入場、渾身の指揮、やや長めのインターバルをはさみ、最後の2 分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、85 分間、一切のカットなしに当夜のすべての音をSACDハイブリッド盤に初めて収録したCD。

 冒頭アナウンスは「1951年バイロイト音楽祭。バイエルン放送がリヒャルト・ワーグナー音楽祭(バイロイト音楽祭)のオープニング・コンサートをバイロイト祝祭劇場からドイツ・オーストリア放送、英国放送、フランス放送、ストックホルム放送を通じてお届けします。曲はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮によるベートーヴェンの交響曲第9番です」というもの。70年もの間スウェーデン放送局に眠っていた「バイロイトの第九」放送音源が遂に再現された。

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