2021年11月22日
<CD1>
①ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
アンドリス・ネルソンス指揮/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
②ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19
マリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団
<CD2>
③ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
ワレリー・ゲルギエフ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
④ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
クリスティアン・ティーレマン指揮/シュターツカペレ・ドレスデン
<CD3>
⑤ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73《皇帝》
リッカルド・ムーティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:ルドルフ・ブッフビンダー
CD:ユニバーサルミュージック UCCG45032~4(ライヴ録音)
ピアノのルドルフ・ブッフビンダー(1946年生れ)は、オーストリア出身。5歳の時、最も若い学生としてウィーン音楽大学への入学を認められる。9歳で最初の公開演奏会を開く。1966年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」特別賞、1967年「ベートーヴェン・ピアノコンクール」第1位を獲得した。1961年ウィーン三重奏団の一員として「ミュンヘン国際音楽コンクール」で第1位。1976年ハイドンのピアノ曲全曲録音によって「グランプリ・デュ・ディスク」を受賞した。また、ウィーン交響楽団とのモーツァルト「ピアノ協奏曲全曲チクルス」のCDは、高名な批評家ヨアヒム・カイザーによって1998年の「CDオブ・ザ・イヤー」に選ばれた。レパートリーは幅広いが、とりわけベートーヴェンの専門家として名高い。
このCDは、ベートーヴェン生誕250年を記念して、2019/20年シーズンにウィーン楽友協会が150年の歴史上初めて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を演奏する栄誉をブッフビンダーに与えた演奏会シリーズの貴重な記録。ウィーンの伝統の正統な継承者、現代最高のベートーヴェン・マイスターによる3度目のベートーヴェン: ピアノ協奏曲全集。