2022年7月18日
<CD1>
ベートーヴェン:
交響曲第1番
交響曲第3番「英雄」
録音:2011年2月8日、すみだトリフォニーホール
<CD2>
ベートーヴェン:
交響曲第2番
録音:2011年2月8日、すみだトリフォニーホール
交響曲第6番「田園」
録音:2011年2月16日、すみだトリフォニーホール
<CD3>
ベートーヴェン:
交響曲第4番
交響曲第5番「運命」
録音:2011年2月11日、すみだトリフォニーホール
<CD4>
ベートーヴェン:
交響曲第8番
録音:2011年2月21日、サントリーホール
交響曲第7番
録音:2011年2月16日、すみだトリフォニーホール
<CD5>
ベートーヴェン:
交響曲第9番「合唱付き」
録音:2011年2月21日、サントリーホール
指揮:フランス・ブリュッヘン
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
(CD5)
リーサ・ラーション(S)
ウィルケ・テ・ブルメルストゥルーテ(A)
ベンジャミン・ヒューレット(T)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)
合唱:栗友会合唱団
CD:Tobu Recordings TBRCD0134
このCDは、巨匠フランス・ブリュッヘンが愛した新日本フィルとのベートーヴェン全集。ブリュッヘンにとってモダン・オケとの録音が世に出るのは世界初。
指揮のフランス・ブリュッヘン(1934年―2014年)は、オランダ、アムステルダム出身。リコーダー、フルート、フラウト・トラヴェルソ奏者。アムステルダム音楽院、アムステルダム大学に学ぶ。21歳で王立ハーグ音楽院教授。1950年代よりリコーダー奏者として活動を開始し、リコーダーによる演奏の可能性を格段に広めた古楽界の草分け的な存在。チェンバロ、オルガン奏者のグスタフ・レオンハルトやチェロ奏者のアンナー・ビルスマらと共演を重ね、1950年代から1960年代にはテレフンケン・レーベルに、1970年代にはSEONレーベルに多くの録音を残した。当初リコーダー奏者としてキャリアをスタートさせ、モダン・リコーダーからしだいに古楽器へと傾倒して行った。同時にフラウト・トラヴェルソ奏者としても一流の腕前を持っていた。1981年にオリジナル楽器のオーケストラである「18世紀オーケストラ 」(Orchestra of the 18th Century) を結成して指揮者に転じた。1973年にリコーダー奏者として初来日。また、指揮者として18世紀オーケストラを率いた来日も多く、新日本フィルハーモニー交響楽団への客演指揮も行った。