2022年11月17日
<Disc1>
リスト:愛の夢 第3番
ヘンツェ:トリスタン-ピアノ、テープと管弦楽のための前奏曲
<Disc2>
ワーグナー(Z. コチシュ編):楽劇「トリスタンとイゾルデ」-第1幕への前奏曲
マーラー(R. スティーヴンソン編):交響曲第10番 嬰ヘ長調より アダージョ
リスト:超絶技巧練習曲より 第11曲 変ニ長調「夕べの調べ」
ピアノ:イゴール・レヴィット
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
CD:ソニーミュージック SICC-30609~10(2枚組)
人生と存在に関する偉大な問いを探求し、有名なレパートリーから非常に珍しいレパートリーまでを網羅してきたイゴール・レヴィット。今回の新作CDのテーマは「トリスタン」。
イゴール・レヴィット(1987年生まれ)は、ソビエト連邦、ニジニ・ノヴゴロド出身。1995年、8歳の時、22万人以上いるユダヤ人難民の一員として人道的な理由で入国を認められ、家族とドイツのハノーファーに移住する。2000年ハノーファー音楽大学に入学。2004年「マリア・カラス国際グランプリ」第2位。2004年第9回「浜松国際ピアノアカデミー」優勝。2005年第11回「ルービンシュタイン国際ピアノコンクール」第2位。2009年ハノーファー音楽大学ピアノ科を修了。2010年ハノーファー音楽大学史上最高得点でディプロマを取得。2019年ハノーファー音楽大学のピアノ教授に就任。2022年 「ハイデルベルクの春」音楽祭の芸術監督に任命される。