2023年9月04日
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
ヴァイオリン:黒川 侑
ピアノ:久末 航
CD:アール・アンフィニ MECO-1077
ヴァイオリンの黒川 侑は、ウィーン、ブリュッセルで研鑽を積んだ後、特待生として全額奨学金を得て桐朋学園大学院大学(修士課程)修了、エコール・ノルマル音楽院高等課程修了。国際音楽祭ヤング・プラハにおけるルドルフィヌムでのプラハ室内交響楽団との共演は、ヴァイオリニストの故ヨゼフ・スーク氏より絶賛を受け、その後再度の音楽祭への招待においてもワルトシュタイン宮殿を始めチェコ各地での演奏会に出演した。第75回「日本音楽コンクール」第1位、岩谷賞(聴衆賞)他3つの特別賞、2015年「ルドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリンコンクール」Anna Piciulin特別賞、第6回「仙台国際音楽コンクール」聴衆賞受賞、第23回(2012年度) 「出光音楽賞」、「青山音楽賞」青山賞、「倉敷市芸術文化奨励章」など受賞多数。京都市立芸術大学非常勤講師。
ピアノの久末 航は、14歳で京都青山音楽記念館バロックザールにてピアノリサイタルを催し、2009年度「青山音楽賞」新人賞を史上最年少で受賞。平成25年度「平和堂財団芸術奨励賞」音楽部門受賞。ドイツ・フライブルク音楽大学を最優秀の成績で卒業。パリ国立高等音楽・舞踊学校での交換留学を経て、ベルリン芸術大学大学院で学ぶ。第32回「ピティナ・ピアノコンペティション」Jr.G級金賞、第7回「リヨン国際ピアノコンクール」第1位および聴衆賞、またドイツで最も歴史あるコンクール「メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール」では第1 位および Deutscher Pianistenpreis賞を受賞。2017年には、世界的に権威ある第66回「ミュンヘン国際音楽コンクール」で第3位、および委嘱作品の最も優れた解釈に対して贈られる特別賞を受賞し、一躍注目を浴びる。