2024年4月11日
ドビュッシー:12の練習曲
第1巻 第1番:5本の指のための (ツェルニー氏による)
第1巻 第2番:3度のための
第1巻 第3番:4度のための
第1巻 第4番:6度のための
第1巻 第5番:オクターヴのための
第1巻 第6番:8本の指のための
第2巻 第7番:半音階のために
第2巻 第8番:装飾音のための
第2巻 第9番:反復音のための
第2巻 第10番:対比的な響きのために
第2巻 第11番:組み合わされたアルペジオのために
第2巻 第12番:和音のために
ピアノ:内田光子
CD:ユニバーサルミュージック UCCS-50362
1980年代にモーツァルト作品の録音を続けてきた内田光子が、1989年に録音した唯一のドビュッシー・アルバム。ドビュッシーが晩年に書いた「12の練習曲」は、高度なテクニックと優れた音楽性が結びついた作品。
ピアノの内田光子(1948年生れ)は、静岡県熱海市出身、英国籍。1971年、英国ウィグモア・ホールでの演奏会でロンドン・デビュー。1982年ロンドンのウィグモア・ホールでのモーツァルト「ピアノ・ソナタ連続演奏会」はロンドンの批評家から絶賛を浴び、一躍、楽壇の寵児となる。2009年DBE(大英帝国勲章第2位)を授与されエリザベス女王よりデイムの称号を授かる。2011年第53回「グラミー賞(最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞)」、2015年「モーツァルト生誕259年記念モーツァルト・ゴールデン・メダル」、2015年「高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)」、2017年第59回「グラミー賞(クラシック部門最優秀ソロ・ボーカル・アルバム賞)」を受賞。