クラシック音楽 新譜CD情報


2024年4月29日

★ティボー・ガルシア、ロドリーゴ:アランフエス協奏曲を弾く

ホアキン・ロドリーゴ:アランフエス協奏曲

レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ:ラ・フロンテーラ・デ・ディオス(神の国境)
                    ~第5曲:サクリフィチオ(犠牲)
                 :サバテアード
                 :ロンデーニャ

アレクサンデル・タンスマン:王宮の音楽(ロベール・ド・ヴィゼーによる)

                第1曲:アントレ
                第2曲:メヌエット
                第3曲:サラバンド
                第4曲:ガヴォットとミュゼット
                第5曲:パッサカーユ
                第6曲:ジーグ
                第7曲:エール
                第8曲:フィナル

ロベール・ド・ヴィゼー:テオルボとリュートのための小品 組曲イ短調

        第1曲:プレリュード(トランスクリプション:ガルシア)
        第2曲:アルマンド・グラーヴ「老ガロの墓標曲」(トランスクリプション:ガルシア)
        第3曲:クーラント(トランスクリプション:ガルシア)
        第4曲:サラバンド(トランスクリプション:ガルシア)
        第5曲:ロンドー「ラ・モンフェルメイユ」(トランスクリプション:ガルシア)
        第6曲:ジーグ(トランスクリプション:ガルシア)

ギター:ティボー・ガルシア

指揮:ベン・グラスバーグ

管弦楽:トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団

CD:ワーナーミュージック WPCS-13848

 このCDは、天才ギタリスト ティボー・ガルシアによる、ギター協奏曲作品中での頂点に立つ人気曲「ロドリーゴ:アランフエス協奏曲」を収録。

 ギターのティボー・ガルシア(1994年生まれ)は、フランス、トゥールーズ出身。7歳でギターを弾き始める。トゥールーズで学び、ルノー・グラスのクラスで室内音楽の学位と、パウル・フェレのクラスで特待生としてギターの学位を取得。16歳でパリ国立高等音楽・舞踏学校(CNSMDP)に入学し、オリヴィエ・シャサンに師事して優秀な成績で学士号を得た。ジュディカエル・ペロワのプライベート・レッスンも受けている。2016年トゥールーズ・キャピトル国立管との協演でコンチェルト・デビューし、この後BBC響等と協演。2017年、イギリスのBBCニュージェネレーション・アーティストに指名され、2018年10月にロンドンのウィグモアホールにデビュー。室内楽では、エドガー・モロー、ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ等と共演、またカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーとも共演&録音を行う。

 指揮のベン・グラスバーグは、英国ロンドン出身。ケンブリッジ大学で音楽の学位を取得した後、王立音楽院でシアン・エドワーズに指揮法を学ぶ。 2017年、23歳で第55回「ブザンソン国際指揮者コンクール」でグランプリを受賞。リヨン国立管弦楽団の副客演指揮者を務め、2019年から2021年までグラインドボーン・ツアーの首席指揮者を務めた。2021年ルーアン・ノルマンディー歌劇場の音楽監督に就任。2023年からウィーン・フォルクスオーパーの首席客演指揮者を務め、2024年1月ウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督に就任。

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