クラシック音楽 新譜CD情報


2024年7月18日

★角野隼斗、ワールドワイド・デビューアルバム「Human Universe」(LPレコード)

角野隼斗:Human Universe
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ BWV147より)
パーセル:グラウンド ハ短調 ZD221
フォーレ:イン・パラディスム
角野隼斗:3つのノクターン
      I. Pre Rain
      II. After Dawn
      III. Once in A Blue Moon
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ショパン:夜想曲第13番ハ短調Op.48-1
角野隼斗:追憶
ドビュッシー:月の光
坂本龍一:solari
ハンス・ジマー:Day One(映画「インターステラー」より)
角野隼斗:胎動
ラヴェル:ボレロ
角野隼斗:きらきら星変奏曲

<ボーナストラック>アナログ盤(コバルトブルー・ヴァイナル 完全生産限定盤)

ヘンデル:クラヴサン組曲第2集 第1番変ロ長調 HWV 434よりメヌエット

ピアノ:角野隼斗

録音:2024年1月、4月、Master Chord Studio(ロンドン)

LPレコード:ソニーミュージック SIJP-200(2024年10月30日発売)

 このLPレコードは、角野隼斗の世界デビュー・アルバムで、タイトルは「Human Universe」。角野隼斗は、幼いころから宇宙に興味を持っていたと語り、今回の世界デビューに当たり、音楽と宇宙、人の心の連環をテーマに16トラックから成る音楽世界を練り上げた。アルバムの中軸に位置し、今作の重心の一つとなっているのが、角野が作曲した3曲で構成されるノクターン。それぞれ、「Pre Rain」、「After Dawn」、「Once in A Blue Moon」と副題が付けられ、地球の気象・太陽や月の動態などにインスピレーションを得て作曲した作品。

 ピアノの角野隼斗(1995年生まれ)は、千葉県八千代市出身。2014年に開成高校から東京大学理科一類に進学。東京大学大学院進学後は情報理工学系研究科創造情報学専攻にて機械学習を用いた自動採譜と自動編曲について研究。2018年ピティナ・ピアノコンペティション(PTNA/ピティナ)特級グランプリを受賞。これにより音響工学研究者に加え音楽家になる決意を固め、プロピアニストとして活動を始める。2018年フランス音響音楽研究所 (IRCAM) に留学し、音楽情報処理の研究に従事。2019年に東大POMPの先輩らと男女混成6人のシティソウルバンド「Penthouse」を結成し、Cateen名義でPf.(ピアノ/キーボード)を担当。同年「リヨン国際ピアノコンクール」第3位。2020年東京大学総長大賞を受賞し、大学院(修士課程)を修了。2021年第18回「ショパン国際ピアノコンクール」3次予選進出(セミファイナリスト)。自身のYouTubeチャンネルでは「Cateen かてぃん」名義で活動し、チャンネル登録者数は100万人、総再生回数は1億1600万回を超えている。

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