クラシック音楽 新譜CD情報


2024年8月01日

★ヤニック・ネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団のブラームス:交響曲全集

ブラームス:交響曲全集(第1番~第4番)

指揮:ヤニック・ネゼ=セガン

管弦楽:ヨーロッパ室内管弦楽団

CD:ユニバーサルミュージック UCCG-45096~8(3枚組)

 このCDアルバムは、3年連続、4つのグラミー賞を受賞した指揮者、ネゼ=セガンとヨーロッパ室内管弦楽団によるブラームス:交響曲全集。ヨーロッパ室内管弦楽団とは『シューマン:交響曲全集』(2014年)、『メンデルスゾーン:交響曲全集』(2017年)、『ベートーヴェン:交響曲全集』(2022年)に続く4度目の録音。

 指揮のヤニック・ネゼ=セガン(1975年生まれ)はカナダ出身。ケベック音楽院モントリオール校とプリンストンのウェストミンスター・クワイヤー・カレッジで学ぶ。19歳でモントリオール・ポリフォニー合唱団の監督に就任。モントリオール・オペラの合唱指揮者も務めた。グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団首席指揮者並びに芸術監督、カーティス音楽院メンター・コンダクター、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を歴任。2012年フィラデルフィア管弦楽団音楽監督、2017年ヨーロッパ室内管弦楽団名誉団員に就任、2018年メトロポリタン歌劇場音楽監督に就任。2018年にドイツ・グラモフォンと専属契約を結んで以来、ピアノ・ソロアルバム『Introspection』や、ヨーロッパ室内管、フィラデルフィア管、ロッテルダム・フィルとの共演によるアルバムを数々リリース。これまでにグラミー賞の13部門にノミネートされており、2022年から3年連続、4つのグラミー賞を受賞。

 ヨーロッパ室内管弦楽団は、イギリス・ロンドンを本拠地とする室内オーケストラで、1981年にECユース管弦楽団(現EUユース管弦楽団)の出身者を中心として、クラウディオ・アバドにより自主運営団体として設立。年数回のコンサートやツアー、ペーザロ・ロッシーニ音楽祭やシティリアルテ音楽祭などの音楽祭に参加している。音楽監督などは置かず、様々な指揮者・ソリストと共演している。

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