クラシック音楽 新譜CD情報


2025年2月06日

★追悼 指揮者生活60周年記念盤 秋山和慶のハイドン/モーツァルト交響曲選集

ハイドン:交響曲(12曲)

     交響曲第43番 変ホ長調「マーキュリー」
     交響曲第44番 ホ短調「悲しみ」
     交響曲第48番 ハ長調「マリア・テレジア」
     交響曲第55番 変ホ長調「校長先生」
     交響曲第60番 ハ長調「うかつ者」
     交響曲第88番 ト長調「V字」
     交響曲第92番 ト長調「オックスフォード」
     交響曲第94番 ト長調「驚愕」
     交響曲第100番 ト長調「軍隊」
     交響曲第101番 ニ長調「時計」
     交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」
     交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」

モーツァルト:交響曲(16曲)

     交響曲第10番 ト長調 K.74
     交響曲第11番 ニ長調 K.84/73q
     交響曲第12番 ト長調 K.110/75b
     交響曲第13番 ヘ長調 K.112
     交響曲第14番 イ長調 K.114
     交響曲第20番 ニ長調 K.133
     交響曲第21番 イ長調 K.134
     交響曲第22番 ハ長調 K.162
     交響曲第23番 ニ長調 K.181/162b
     交響曲第24番 変ロ長調 K182/173dA
     交響曲第25番 ト短調 K.183/173dB
     交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」K.685
     交響曲第38番 ニ長調「プラハ」K.504
     交響曲第39番 変ホ長調 K.543
     交響曲第40番 ト短調 K.550
     交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」K.551

指揮:秋山和慶

管弦楽:広島交響楽団

録音:2006年~2009年、アステール・プラザ大ホール(ライヴ録音)/2000年2月26日、広島厚生年金会館(ハイドン:第44番のみ)(ライヴ録音)

CD:東武商事 TBRCD 0162~69(8CD)

 指揮者の秋山和慶が2025年1月26日、肺炎で死去した。享年84歳。

 秋山和慶は、2024年にデビュー60周年を迎え、12月31日「MUZAジルベスターコンサート2024」で東京交響楽団の指揮を執ったその翌日の2025年1月1日、自宅で転倒して、頸髄損傷の大けがを負った。1月23日には指揮者引退を発表していた。

 指揮の秋山和慶(1941年―2025年)は、東京都出身。桐朋学園大学音楽学部で学ぶ。1964年東京交響楽団を指揮してデビュー。バンクーバー交響楽団音楽監督(現在桂冠指揮者)、アメリカ交響楽団音楽監督、シラキューズ交響楽団音楽監督(現在名誉指揮者)を歴任。日本では、東京交響楽団音楽監督・常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、札幌交響楽団ミュージック・アドバイザー・首席指揮者を歴任。現在は、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団音楽監督・常任指揮者(現・終身名誉指揮者)、九州交響楽団桂冠指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者。 第6回「サントリー音楽賞」(1974年)、「モービル音楽賞」(1996年東京交響楽団と受賞)、「紫綬褒章」(2001年11月)、「旭日小綬章」(2011年6月)、「文化功労者」(2014年)など受賞(受章)。

                        ◇

 秋山和慶さんは、わが国を代表する指揮者の一人として、わが国のクラシック音楽界の発展に大きな足跡を遺されました。深い感謝と哀悼の意を表します。  合掌

TrackBack URL :

コメント記入欄

*