クラシック音楽 新譜CD情報


2025年2月17日

★赤松林太郎のバッハ:三声のシンフォニア全曲/坂本龍一:「andata」ほか

坂本龍一:「andata」
フレスコバルディ(バルトーク編):トッカータ ト長調
J.S.バッハ:カプリチオ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV 992
      三声のシンフォニア BWV787~801
ブラームス(ブゾーニ編):コラール前奏曲「わが心の切なる願い」Op.122の10

ピアノ:赤松林太郎

CD:キングインターナショナル KKC-126

 ピアニストの赤松林太郎の新譜は、得意のバッハ。2017年に「二声インヴェンション集」をリリースして以来、今回、要望の高かった「三声のシンフォニア」全曲がついに実現。さらにバッハからのインスピレーションを感じさせる坂本龍一の「andata」、バッハの「マタイ受難曲」にも現れるコラール旋律を最晩年のブラームスが採りあげた前奏曲をブゾーニがピアノ用に編曲した作品まで多様。

 ピアノの赤松林太郎(1978年生まれ)は、大分県出身。神戸大学卒業、エコールノルマル音楽院修了。1990年第44回「全日本学生音楽コンクール・ピアノ部門全国大会」第1位および野村賞。2000年第3回「クララ・シューマン国際ピアノコンクール」(ドイツ/デュッセルドルフ)第3位。2000年第1回「プッチェルダ市国際ピアノコンクール」(スペイン/プッチェルダ)コンチェルト・ディプロマ賞および聴衆特別賞。2003年第48回「マドレーヌ・ド・ヴァルマレット・ピアノコンクール」(フランス/パリ)優勝および審査員の称賛付名誉賞。2003年第5回「イル・ド・フランス・ピアノコンクール」(フランス/メゾン・ラフィット)第1位。2004年第1回「エーデル・ラトス・ピアノコンクール」(フランス/シャトゥー)第1位。2007年第2回「モーツァルト国際ピアノコンクール」(イタリア/フラスカーティ)ピアノ部門最上級第2位。2010年「ピティナピアノコンペティション」新人指導者賞。

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