クラシック音楽 新譜CD情報


2013年12月05日

★ロン=ティボー国際コンクール/エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位 成田達輝 デビュー盤


サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
パガニーニ:カプリス第1番

ヴァイオリン:成田達輝

ピアノ:テオ・フシュヌレ

録音:2013年5月、Harajyuku Hall

CD:ソナーレ・アートオフィス  SONARE1019

ヴァイオリンの成田達輝(1992年生まれ)は、札幌市出身。2010年桐朋女子高等学校音楽科(共学)を卒業し渡仏。パリ国立高等音楽院で学ぶ。2010年、ロン=ティボー国際コンクール第2位。2012年、エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位。2013年、第5回仙台国際音楽コンクール第2位。現在パリ在住。このCDは、成田達輝のソロ・デビュー盤。

 

コメント/トラックバック投稿 »



2013年12月03日

★チェロの巨匠ジャンドロンのフランスの粋がつまった復刻盤


フォーレ:チェロ・ソナタ第1番
     エレジー
     夢のあとに(カザルス編曲)
     夜想曲~組曲「シャイロック」より
     シシリエンヌ
     無言歌
     子守歌
     パストラーレ(フルニエ編)
ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守唄

チェロ:モーリス・ジャンドロン

ピアノ:岩崎淑

録音:1972年11月、川口市民会館(埼玉)/1972年11月、国際基督教大学教会(東京)

CD:カメラータトウキョウ CMCD-20204(JVC K2レーザー・カッティングによる高音質)

 モーリス・ジャンドロン(1920年―1990年)は、フランスのチェリスト。ニース音楽院およびパリ音楽院で学ぶ。1960年にチェリストとして来日。また、1972年に指揮者として来日し、東京都交響楽団を指揮。その後も1980年代には草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティヴァルの講師としてたびたび来日し、チェロや室内楽、オーケストラの指揮や指導に携わった。このCDは、巨匠ジャンドロンのフランスの粋がつまった復刻盤。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年12月02日

★河村尚子のサード・アルバム―ショパン:バラード第1番~第4番 他


ショパン:バラード第1番~第4番
ショパン(リスト編):乙女の願い/いとしき娘
シューベルト(リスト編):ます、糸を紡ぐグレートヒェン
レートヒェン:水車職人と小川
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死

ピアノ:河村尚子

録音:ベルリン、イエス・キリスト教会

CD:ソニーミュージックジャパン(RCA Red Seal) SICC‐10191(ハイブリッドSACD)

 ピアノの河村尚子は、兵庫県西宮市出身。ハノーファー音楽演劇大学で学ぶ。2006年、ミュンヘン国際コンクール第2位受賞。2007年、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝を果たす。2009年、出光音楽賞、新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞、日本ショパン協会賞を受賞。2012年、芸術選奨新人賞受賞。2013年、ホテルオークラ音楽賞を受賞。このCDは、セカンドアルバム・リリースから2年、河村尚子のサード・アルバム。

★河村尚子のサード・アルバム―ショパン:バラード第1番~第4番 他 はコメントを受け付けていません



2013年11月29日

★ヤンソンス&ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の 「ドン・ファン」/アルプス交響曲


リヒャルト・シュトラウス : 交響詩 「ドン・ファン」
              アルプス交響曲

指揮:マリス・ヤンソンス 

管弦楽団:ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団

CD:キングインターナショナル(RCO) KKC-5331(ハイブリッドSACD)

 指揮のマリス・ヤンソンス(1943年生まれ)は、ラトビア出身。1971年、カラヤン国際指揮者コンクールで2位。同年、レニングラード・フィルを指揮してプロ・デビュー。レニングラード・フィルの指揮者を務める一方、1979年からオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。1992年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、1997年から2004年までピッツバーグ交響楽団の首席指揮者も兼任。2003年にはバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任。さらに2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の常任も務めている。このCDは、2004年首席指揮者就任記念コンサートの「英雄の生涯」以来となる、ヤンソンス&ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団(RCO)によるR.シュトラウス第2弾。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年11月28日

★ホルンの丸山勉が挑むホルン×ギターとホルン×ピアノの世界


ジェルヴェーズ:アルマンド
モーツァルト=カルッリ:「フィガロの結婚」アリア集より
モーツァルト:コンサートロンド
コレット:ギターとホルンのためのソナタ
グリエール/スクリャービン/ラフマニノフ:3つのロマンス
フランセ:ディヴェルティメント
グラナドス:オリエンタル
栗山和樹:組曲「もうひとつのグラナダ」
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス

ホルン/フリューゲルホルン:丸山勉

ギター:松尾俊介

ピアノ:岡崎悦子

録音:2013年6月17日~19日、かながわアートホール

日本初、ホルンとギターという、珍しい組み合わせに挑戦。今では滅多に演奏されることの無くなったこの組み合わせを、日フィルの客演ソロ首席奏者でもある、名手丸山勉が、若手実力派のギタリスト松尾俊介と挑む。コレット、モーツァルト、グラナドス、さらには栗山和樹氏の書き下ろし作品までのソロアルバム。また、「ロマンス」をテーマにした3つのホルン室内楽作品などを、ピアニスト岡崎悦子と共演。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年11月26日

★ケント・ナガノのブルックナー:交響曲第8番


ブルックナー:交響曲第8番(1887年第1稿)

指揮:ケント・ナガノ

管弦楽:バイエルン国立歌劇場管弦楽団

録音:2009年、ミュンヘン、ファラオ・スタジオ

CD:キングインターナショナル(FARAO CLASSICS) KKC-5338

 指揮のケント・ナガノ(1951年生まれ)は、米国バークレー出身。カリフォルニア大学およびサンフランシスコ州立大学で学ぶ。1978年から28年間バークレー交響楽団の音楽監督(2006年より首席客演指揮者)を務める。2006年よりモントリオール交響楽団およびバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任。現在、ベルリン・ドイツ交響楽団の名誉指揮者。2008年、日本政府より旭日小綬章を受賞。2013年、エーテボリ交響楽団首席指揮者に就任。2015年からハンブルク国立歌劇場音楽総監督に就任予定。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年11月25日

★山崎伸子 チェロ・リサイタルVol.6 with 清水和音<ピアノ>(ライヴ録音)


ベートーヴェン:魔笛の娘か女房かの主題による 
シューベルト:アルペジョーネソナタ 
ウエーベルン:2つの作品 
        チェロソナタ 
        3つの小さな作品 
R・シュトラウス:チェロソナタ 
         トロイメライ
         万礼節

チェロ:山崎伸子

ピアノ:清水和音

録音:2012年11月16日、津田ホール(ライヴ録音)

CD:ナミ・レコード WWCC‐7738

 このCDは、山崎伸子のチェロ・リサイタルVol.6で、平成25年(弟68回)文化庁芸術祭レコード部門参加作品。ピアニストの清水和音を招いて18世紀末から第一次大戦期にかけてのウィーンにおける音楽の変遷を辿る。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年11月22日

★巨匠ポリーニのベートーヴェンのピアノソナタ全集、完結まであと1枚


ベートーヴェン:ピアノソナタ第4番/第9番/第10番/第11番

ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ

録音年:2012年1月、5月、6月、ルツェルン、ミュンヘン

CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1640(SHM-CD)

 マウリツィオ・ポリーニ(1942年生まれ)は、イタリアのミラノ出身のピアニストで、現役ピアニスト中、最も高い評価を受けている一人。1960年、18歳で第6回ショパン国際ピアノコンクールで優勝。審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べ、一躍国際的な名声を勝ち取る。1975年の第30番&第31番で始まったポリーニのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音も残すところあと1枚(第16番、第18番~第20番)。今回のCDは、前作の第1~3番から6年ぶりの続編。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年11月21日

★ドイツの巨匠ペーター・レーゼルのモーツァルト:ピアノ協奏曲第22番&第23番


モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番&第23番

ピアノ:ペーター・レーゼル

指揮:ヘルムート・ブラニー

管弦楽:ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団

CD:キングインターナショナル KIGC13

ピアノのペーター・レーゼル(1945年生まれ)は、ドレスデン出身。ドレスデン音楽大学で学んだ後、モスクワに留学しモスクワ音楽院で学ぶ。1968年、モントリオール国際ピアノコンクールで2位に入賞。2007年4月に日本では30年振りとなるコンサートを紀尾井ホールで開催した。このCDは、モーツァルト・プロジェクト第2弾アルバム。本人の選曲によりプログラムを構成し、音響の良いルカ教会においてレコーディング。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年11月19日

★名フルート奏者 ヴォルフガング・シュルツ追悼盤


フルート/ピッコロ:ヴォルフガング・シュルツ

演奏:アンサンブル・ウィーン=ベルリン 他

録音:2010年10月、ウィーン、レジデンス・ツェーガニッツほか

CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28289(JVC K2レーザー・カッティングによる高音質)

モーツァルト:協奏交響曲

J.シュトラウス II(タルクマン 編曲):オペレッタ「こうもり」~管楽アンサンブルのための より
「今までになかったような」(第2幕)
「田舎娘に扮するときは」(第3幕)
「では私ひとりで」(第1幕)
「楽しい祝宴」(第2幕)
「ぶどうの火の奔流の中に」(第2幕)

モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲

2013年3月、惜しまれつつ逝去した世界的フルート奏者、ヴォルフガング・シュルツの追悼盤。2011、12年の「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」での演奏に加え、中心メンバーとして活動を続けた「アンサンブル・ウィーン=ベルリン」の名手たちと、自身が創設した「カメラータ・シュルツ」の共演によるモーツァルト:協奏交響曲を収録。

コメント/トラックバック投稿 »