2021年1月11日

ブラームス:交響曲第1番
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン
CD:キングインターナショナル KKC6269
指揮のヘルベルト・ブロムシュテット(1927年生れ)は、アメリカ生まれのスウェーデン人。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、バンベルク交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデンなどの名誉指揮者、NHK交響楽団の桂冠名誉指揮者。ブロムシュテットのブラームス:交響曲第1番は、わが国でも実演を何度と無く繰り返している十八番レパートリーだが、CDは初登場のレパートリー。
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2021年1月07日

ラヴェル:スペイン狂詩曲
ドビュッシー: 牧神の午後への前奏曲
: 交響詩「海」
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
管弦楽:ロンドン交響楽団
CD:キングインターナショナル KKC-6283
指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロト(1971年生まれ)はフランス、パリ出身。現在、ヨーロッパでもっとも熱い注目を集める指揮者の一人。当初、フルート奏者として活動。2000年「ドナテルラ・フリック指揮コンクール」第1位となり、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタントを務め、ロンドン交響楽団などを指揮。2003年に革新的なオーケストラ「レ・シエクル」を創設し、時代楽器とモダン楽器を使い分け、多彩なプログラムを展開している。2011年南西ドイツ放送交響楽団首席指揮者、2015年ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団音楽監督、2017年ロンドン交響楽団首席客演指揮者に就任。
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2021年1月04日

ブラームス:5つの歌曲 作品105
「調べのように私を通り抜ける」
「乙女は語る」
「霜が降りて」
「乙女の歌」
「私の眠りはますます浅くなり」
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番
クラリネット・ソナタ第2番
シューマン:幻想小曲集 作品73
「静かに、そして感情をこめて」
「活発に、軽やかに」
「急速に、燃えるように」
クラリネット:吉田 誠
ピアノ:小菅 優
CD:ソニーミュージック SICX10009
クラリネットの吉田 誠(1987年生まれ)は、兵庫県出身。5歳からピアノを、15歳からクラリネットを、22歳から指揮を始める。2006年、東京藝術大学入学後に渡仏。2008年、フランス地方国立リュエル・マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトゥオーゾ賞を得て、高等課程を最短2年で卒業。文化庁海外新進芸術家派遣員として、2009年にパリ国立高等音楽・舞踊学校に首席入学し、ミシェル・アリニョン、パスカル・モラゲスらのもとで研鑽を積み、ジュネーヴ国立高等音楽院では、ロマン・ギュイヨに師事した。第19回欧日音楽講座に於いて、ミシェル・アリニョン特別賞を特設され授与。第5回「東京音楽コンクール」木管部門第1位(第2位該当者なし)及び聴衆賞を受賞。
ピアノの小菅 優(1983年生まれ)は、東京音楽大学付属音楽教室を経たのち、1993年よりヨーロッパに在住。9歳よりリサイタルを開きく。2006年「ザルツブルク音楽祭」で日本人ピアニストとして2人目となるリサイタル・デビューを果たした。コンクール歴はなく、演奏活動のみで国際的な舞台まで登りつめた実力派ピアニスト。2000年ドイツ最大の音楽評論誌「フォノ・フォルム」より、ショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられた。 第13回「新日鉄音楽賞」、2004年「アメリカ・ワシントン賞」、第8回「ホテルオークラ音楽賞」、第17回「出光音楽賞」、2014年「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズ」により芸術選奨新人賞音楽部門、2017年第48回「サントリー音楽賞」をそれぞれ受賞。
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2020年12月28日

ショパン:ボレロ
バラード第1番
ノクターン第18番
ラフマニノフ:楽興の時
1. Andantino/2. Allegretto/3. Andante cantabile/
4. Presto/5. Adagio sostenuto/6. Maestoso
ブーレーズ:アンシーズ(2001年版)
ピアノ:務川慧悟
CD:ALM RECORDS ALCD-7253
ピアノの務川慧悟(1993年生まれ)は、愛知県知多郡東浦町出身。3歳よりヤマハ音楽教室で学ぶ。東京藝術大学1年在学中の2012年、第81回「日本音楽コンクール」1位を機に、本格的な演奏活動を開始。2014年、パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の主席で合格し渡仏。パリ国立高等音楽院第2課程ピアノ科、室内楽科修了。2019年秋より同音楽院フォルテピアノ科に在籍。2019年「ロン=ティボー=クレスパン国際音楽コンクール」第2位(コンクール史上初の日本人が1位、2位を独占し大きな注目を集めた)。現在、日本、ヨーロッパを拠点に幅広く演奏活動を行うと共に、これまでに、「ピアノの本」において留学記、ヤマハHPにてコラムを連載するなど多方面で活動している。
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2020年12月24日

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」
ピアノ協奏曲第2番 (カデンツァ:ロバート・レヴィン)
フォルテピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト
指揮:パブロ・エラス=カサド
管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)
CD:キングインターナショナル KKC6264
フォルテピアノのクリスティアン・ベザイデンホウト(1979年生まれ)は、南アフリカ出身。イーストマン音楽院を最優秀の成績で卒業し、チェンバロ、フォルテピアノ、通奏低音を学びつつ、欧米各地でバロック・オペラ公演の通奏低音奏者として経験を積む。21歳で2001年「ブルージュ国際古楽コンクール」第1位と聴衆賞を受賞。
指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生まれ)は、スペイン、グラナダ出身。2011年ベルリン・フィルにデビュー。2012年ニューヨークのセント・ルークス管弦楽団首席指揮者に就任。シカゴ響、バイエルン放送響、コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルなどの名門オーケストラと共演し、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルでのデビューも果たす。
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2020年12月21日

ベートーヴェン : 交響曲第5番「運命」
ゴセック : 17声の交響曲
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
管弦楽:レ・シエクル
CD:キングインターナショナル KKC-6268
指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロト(1971年生まれ)はフランス、パリ出身。現在、ヨーロッパでもっとも熱い注目を集める指揮者の一人。当初、フルート奏者として活動。2000年「ドナテルラ・フリック指揮コンクール」第1位となり、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタントを務め、ロンドン交響楽団などを指揮。2003年に革新的なオーケストラ「レ・シエクル」を創設し、時代楽器とモダン楽器を使い分け、多彩なプログラムを展開している。2011年南西ドイツ放送交響楽団首席指揮者に就任。2015年ケルン市音楽監督に就任。このCDのベートーヴェン : 交響曲第5番「運命」では、2019年のベーレンライター版楽譜を使用し、管楽器はレプリカながら1800年代初頭のドイツ製楽器を用いている。
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2020年12月17日

ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6つの歌 作品48
第1曲:願い/第2曲:隣人の愛/第3曲:死について
第4曲:自然における神の栄光/第5曲:神の力と摂理/
第6曲:懺悔の歌
あきらめ WoO.149
希望に寄せて 作品32
遠い国からの歌 WoO.137
五月の歌 作品52の4
愛する男 WoO.139
嘆き WoO.113
希望に寄せて 作品94
アデライーデ 作品46
悲しみの喜び 作品83の1
休息の歌 作品52の3
愛人に寄す WoO.140
連作歌曲《遥かなる恋人に》 作品98
第1曲:丘の上に腰をおろし/第2曲:灰色の霧の中から/
第3曲:天空を行く軽い帆船よ/
第4曲:天空を行くあの雲も/第5曲:五月はもどり/
第6曲:愛する人よ、あなたのために
CD:ユニバーサルミュージック UCCG‐40098
バリトン:マティアス・ゲルネ
ピアノ:ヤン・リシエツキ
バリトンのマティアス ゲルネ(1967年生まれ)は、ドイツ、ワイマール出身。ライプツィヒ音楽大学で学び、ベルリンフィッシャー・ディスカウに師事し、リート歌手としてデビュー。ピアニストのアシュケナージ、内田光子、ブレンデル、エッシェンバッハ、指揮者のアバド、ブーレーズ、ノリントン、ハイティンクなどと共演を重ねる。1997年オペラ「魔笛」のパパゲーノ役でザルツブルク音楽祭にデビュー、聴衆の絶賛を浴びる。’99年カーネギーホールにデビュー。シューベルトの3大歌曲集「白鳥の歌」「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」などを得意とする。ドイツ・リート界の第一人者で、シュワルツコプ、フィッシャー・ディスカウの後継者として注目を集める。
ピアノのヤン・リシエツキ(1995年生まれ)は、カナダ、カルガリー出身。両親はポーランド人。わずか9歳でオーケストラ・デビューを果たす。2008年、2009年と2年連続でワルシャワのショパンおよびそのヨーロッパ国際音楽祭に招かれ、ショパンの協奏曲第1番と第2番を演奏し、聴衆そして評論家から絶賛を博す。この公演は、ポーランド放送によりラジオ中継され、その内容を収めたCDが、ポーランド国立ショパン協会の自主レーベルとして2010年初頭にリリースされ、2010年「ディアパゾン・ドール賞」を受賞。2013年、クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる「グラモフォン・アワード」において、「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
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2020年12月14日

ロドリーゴ:「アランフェス協奏曲」
デ・ラ・マーサ:「犠牲」「サパテアード」「ロンディーニャ」「エル・ビート」
タンスマン:ロベール・ド・ヴィゼーの主題による宮廷の音楽
ド・ヴィゼー:テオルボとリュートのための小品 ~ 組曲イ短調
ギター:ティボー・ガルシア
指揮:ベン・グラスバーグ
管弦楽:トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
CD:ワーナーミュージックジャパン 9029.523571
ギターのティボー・ガルシアは、フランス、トゥールーズ出身。7歳でギターを弾き始める。スペイン人の血統を持ち、トゥールーズに学ぶ。ルノー・グラスのクラスで室内音楽の学位と、パウル・フェレのクラスで特待生としてギターの学位取得。16歳でパリ国立高等音楽・舞踏学校(CNSMDP)に入学し、オリヴィエ・シャサンに師事して優秀な成績で学士号を得た。数多くの国際コンクールで入賞を果たす。そして、2013年「セビリアの国際コンテスト」優勝、2014年スペインの「ホセ・トマス国際コンテスト」優勝し、現在、世界で演奏活動を展開している。
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2020年12月10日

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ:テオ・フシュヌレ
CD:キング・インターナショナル LDV80
ピアノのテオ・フシュヌレは、1994年生まれ。パリ国立高等音楽院で、プラネス、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェらに師事。2013年「ガブリエル・フォーレ国際コンクール」第1位。2018年、トリオ・メシアンのメンバーとして「リヨン国際室内楽コンクール」で第1位および5つの特別賞を受賞。そして2018年「ジュネーヴ国際コンクール」で第1位。
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2020年12月07日

ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99
メロディーが導くように作品105-1
森に覆われた山の上から作品57-1
死、それは涼しい夜 作品96-1
子守歌 作品49-4
チェロ:佐藤晴真
ピアノ:大伏啓太
CD:ユニバーサル ミュージック UCCG-1879
チェロの佐藤晴真(1998年生まれ)は、名古屋市出身。第 83 回「日本音楽コンクール」チェロ部門第 1 位および徳永 賞・黒柳賞、第 13 回「ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール」第 1 位、2018 年「ルトスワフスキ国際チェロ・コンクー ル」第 1 位および特別賞を受賞。そして、2019年、長い伝統と権威を誇る「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集める。このCDは、世界へと羽ばたいた逸材チェリスト佐藤晴真のデビュー盤。
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