クラシック音楽 新譜CD情報


2020年2月13日

★デュオROSCO(甲斐史子&大須賀かおり)による「アイヴズヴァイオリン・ソナタ全集」


甲斐史子

アイヴズ:ヴァイオリンとピアノのための4つのソナタ ソナタ

       第1番/第2番/第3番/第4番「野外伝道集会の子供の日」

演奏:デュオROSCO

        ヴァイオリン:甲斐史子

      ピアノ:大須賀かおり

CD:ALM RECORDS ALCD7248

 ヴァイオリンの甲斐史子は、桐朋学園音楽大学卒業、同大学研究科修了。第3回「江藤俊哉ヴァイオリンコンクール」第1位入賞。2001年8月、デュオ “ROSCO” を結成。デュオROSCOとして、現代音楽演奏コンクール〈競楽V〉第1位入賞、第12回「朝日現代音楽賞」受賞、2003年度「青山バロックザール賞」受賞。ドイツ・ダルムシュタットにて、「クライニヒシュタイナー賞」受賞。アンサンブル・ノマドメンバーとして、第2回「佐治敬三賞」受賞。クラシックからジャズ、ポピュラー、現代音楽に至るまで多彩なレパートリーを持ち、国内外の音楽祭、コンサートシリーズなどで公演。作品の魅力を引き出すダイナミックな演奏が高い評価を受けている。東京芸術大非常勤講師。

ピアノの大須賀 かおりは、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒、同大学アンサンブルディプロマコース修了。第9回「日本室内楽コンクール」第2位。第5回「現代音楽演奏コンクール」競楽V優勝、第12回「朝日現代音楽賞」受賞、2003年度「青山バロックザール賞」受賞。ソロ、室内楽をはじめ多くの作曲家の作品初演やCD録音に携わり、これまでの初演作品数は300曲を超える。ジパングレーベルより4枚のアルバムと楽譜集をリリース。日本・フィンランド新音楽協会、日仏現代音楽協会会員。桐朋学園芸術短期大学、東京成徳短期大学、弥栄高校芸術科非常勤講師。

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2020年2月10日

★“川久保賜紀・遠藤真理・三浦友理枝トリオ”のショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番/第2番他


トリオ川久保

ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 作品8
          ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 作品67
          2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品

ヴァイオリン:川久保賜紀
チェロ:遠藤真理
ピアノ:三浦友理枝

CD:エイベックス・クラシックス AVCLー84101

 ヴァイオリンの川久保賜紀は、アメリカ、ロサンゼルス生まれ。ロサンゼルスのコルボーン音楽院で学ぶ。その後、ジュリアード音楽院で学ぶ。1995年、16歳の時リューベック音楽院に留学しブロンに師事。ブロンがケルン音楽大学に移るとともに同大学に移る。1997年「エヴリー・フィッシャー賞」を受賞。2001年第6回「パブロ・サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール」第1位、2002年第12回「チャイコフスキー国際コンクール」最高位(第1位なしの第2位)。2004年「出光音楽賞」受賞。桐朋学園大学院大学(富山校)教授。

 チェロの遠藤真理は、神奈川県横浜市出身。2005年東京芸術大学を首席で卒業。2005年オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学に留学し、2007年マギスター課程を最高点で卒業。2003年第72回「日本音楽コンクール」第1位および徳永賞。2006年第58回「プラハの春国際音楽コンクール」第3位。2008年「エンリコ・マイナルディ国際コンクール」第2位。2009年第8回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞。ソリストとして活動しながら、2017年4月より読売日本交響楽団のソロ・チェロ奏者に就任。

 ピアノの三浦友理枝は、東京都大田区出身。2000年フェリス女学院高等学校卒業後、渡英。2005年英王立音楽院大学課程を首席で卒業。1995年第3回「 ゲッティンゲン国際ショパンコンクール」 第1位。1999年第3回「マリエンバート国際ショパンコンクール」 第1位( 最年少での受賞)。2001年第47回「 マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール」ピアノ部門第1位(最年少ファイナリスト賞)。2006年第15回「リーズ国際ピアノ・コンクール」特別賞受賞。2016年第26回「新日鉄住金音楽賞」フレッシュアーティスト賞受賞。

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2020年2月06日

★若き巨匠 イゴール・レヴィットのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集


イゴール・レヴィット2

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番~第32番

ピアノ:イゴール・レヴィット

 CD:ソニーミュージックジャパン SICC-30533 ~41

 ピアノのイゴール・レヴィット(1987年生まれ)は、ロシア、ニジニーノヴゴロド出身。8歳のときに家族と共にドイツ移住。ハノーファー音楽演劇メディア大学で学ぶ。2005年「アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクール」に最年少で参加し、銀メダル及び最優秀室内楽演奏賞、観客賞、最優秀現代音楽演奏賞を受賞。さらに2014年の「BBCミュージック・マガジン新人賞」、同年「ロイヤル・フィルハーモニック協会ヤング・アーティスト賞」、2016年グラモフォン・クラシック・ミュージック・アワードで「レコーディング・オブ・ザ・イヤー」と「器楽賞」、2018年「ギルモア・アーティスト賞」、同年「ロイヤル・フィルハーモニック協会年間最優秀器楽者賞」を受賞した。

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2020年2月03日

★佐渡 裕指揮トーンキュンストラ―管弦楽団のマーラー:交響曲第2番「復活」


佐渡裕
マーラー:交響曲第2番「復活」

ソプラノ:ダニエラ・ファリー
メゾソプラノ:エリーザベト・クールマン

合唱:スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団

指揮:佐渡 裕

管弦楽:トーンキュンストラ―管弦楽団

録音:2019年5月15日~22日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ収録)

CD:エイベックス・クラシックス AVCLー84104~5(2枚組)

 指揮の佐渡 裕は、1989年「ブザンソン指揮者コンクール」で優勝。1995年第1回「レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール」で優勝し、「レナード・バーンスタイン桂冠指揮者」の称号を授与される。近年で日本人としては恩師の小澤征爾以来のベルリン・フィルの2011年定期公演で指揮。そして2015年ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者・音楽監督に就任。

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2020年1月30日

★ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団のブラームス : ドイツ・レクイエム


ダニエル・ハーディング
ブラームス : ドイツ・レクイエム

指揮:ダニエル・ハーディング

管弦楽:スウェーデン放送交響楽団

ソプラノ:クリスティアーネ・カルク
バリトン:マティアス・ゲルネ

合唱指揮: マルク・コロヴィッツ

合唱:スウェーデン放送合唱団

録音: 2018年10月、スウェーデン、ストックホルム、ベルワルトホール

CD:キングインターナショナル KKC6067

 指揮のダニエル・ハーディング(1975年生れ)は、イギリ、オックスフォード出身。 サイモン・ラトルのアシスタントを務め、1994年バーミンガム市交響楽団を指揮してデビュー。このデビュー演奏会でロイヤル・フィルハーモニック協会の「ベスト・デビュー賞」を受賞する。1996年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮すると同時に、最年少指揮者としてBBCプロムスにもデビューを果たす。2002年「シュヴァリエ勲章」を受章。2003年マーラー室内管弦楽団初代音楽監督、2007年スウェーデン放送交響楽団音楽監督、2012年軽井沢大賀ホール初代芸術監督に就任。2012年スウェーデン王立音楽アカデミーのメンバーに選出される。そして2017年パーヴォ・ヤルヴィの後任としてパリ管弦楽団音楽監督に就任し、2019年まで務めた。

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2020年1月27日

★スウェーデンの若き俊英 ダニエル・ロザコヴィッチのチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ほか


ダニエル・ロザコヴィッチ

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

         レンスキーのアリア <青春は遠く過ぎ去り
         ただ憧れを知る者のみが 作品6 第6曲
         メロディ なつかしい土地の思い出 作品42 第3曲
         感傷的なワルツ 作品51 第6曲
         瞑想曲 なつかしい土地の思い出 作品42 第1曲
         ワルツ・スケルツォ 作品34

ヴァイオリン:ダニエル・ロザコヴィッチ

指揮:ヴラミーミル・スピヴァコフ

管弦楽:ロシア・ナショナル・フィル

ピアノ:スタニスラフ・ソロフィエフ

CD:ユニバーサルミュージック UCCG1863

 ヴァイオリンのダニエル・ロザコヴィッチ(2001年生まれ)は、スウェーデン、ストックホルム出身。6歳からヴァイオリンを始めた。そのわずか2年後にはウラディーミル・スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団との共演で、公式にデビュー。ヴァイオリンの巨匠イヴリー・ギトリスは、この若者の才能に強い感銘を受け、2012年12月、テルアヴィヴで開催される「3つのかけ橋・国際室内楽音楽祭」にダニエルを招き、バッハの「2台のヴァイオリンのための協奏曲」で共演を行った。彼が「ウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクール」の覇者となって以来、その名は世界的に知られるようになった。ロザコヴィッチは2016年6月、15歳の誕生日を迎えた直後にドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、同社では最年少のファミリーとなった。

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2020年1月23日

★世界最高のメゾソプラノ マグダレーナ・コジェナーのバロック・アリア集


マグダレナ・コジェナー

ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):歌劇『捨てられたアリアンナ』(1727)
                  1.プレスティッシモ
                  2.アダージョ・アッサイ
                  3.イン・メヌエット.プレスト
                  4.レチタティーヴォ:どこへ、どこへ行ってしまうのか
                  5.アリア:心が張り裂けるのを感じることなく
                  6.レチタティーヴォ:ああ愛する人よ
                  7.アリア:この心に、かつてない甘い炎を感じる
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『悲しみの聖母マリア』(1723頃)~シンフォニア
                  8.アレグロ 
                  9.ラルゴ 
                  10.メヌエット 
フランチェスコ・ガスパリーニ(1661-1727):『アタリア』(1696)
                  11. 影、苦しみ、疑い 
レオナルド・レーオ(1694-1744):『アンジェリカとメドーロ』(1730):今やこの芳しい草は
                  12.アリア:今や、この芳しい草は 
                  13.レチタティーヴォ:座って、座って、愛しい人よ
                  14.アリア:二人の誠実な恋人は 
ヘンデル(1685-1759):歌劇『アグリッピナ』 HWV6(1709-1710)
                  15.シンフォニア 
            カンタータ『なんという再会か、ああ神よ』 HWV150(1707)
                  16.レチタティーヴォ:なんという再会か、ああ神よ
                  17.アリア:冒涜の海よ、残酷な波よ
                  18.レチタティーヴォ:その美しい目に隠れている神よ
                  19.アリア:死があなたに与えたように
                  20.レチタティーヴォ:ひたいから滑り落ちるこの金髪は
                  21.アリア:死ぬのだ、死ぬのだ
                  22.レチタティーヴォ:ここに凍えた唇と

メゾソプラノ:マグダレーナ・コジェナー

指揮:ヴァーツラフ・ルクス

管弦楽:コレギウム1704

CD:キングインターナショナル KKC-6107

 メゾソプラノマグダレーナ・コジェナー(1973年生まれ)は、チェコスロバキア、ブルノ出身。ブルノ音楽院とブラチスラヴァ舞台芸術大学に学ぶ。1995年に大学卒業後、1996年から1997年までウィーン・フォルクスオーパーの一員となる。 バッハのアリアをアルヒーフで録音したCDが高く評価される。「プラハの春音楽祭」などのチェコ国内の音楽祭に出演するかたわら、世界中で演奏・録音活動に取り組み、現在ではオペラと歌曲の両面において、とりわけ古楽界にとって世界的に欠かせない存在となっている。 2003年芸術文化勲章「シュバリエ」を受章。 このCDは、バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇る世界最高のメゾソプラノ マグダレーナ・コジェナーのバロック・レパートリーを収録。

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2020年1月20日

★若き名手 ヤン・リシエツキのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(第1番~第5番)


ヤン・リシエツキ

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(第1番~第5番)

ピアノ:ヤン・リシエツキ

管弦楽:アカデミー室内管弦楽団

CD:ユニバーサルミュージック UCCG1858~60

 ピアノのヤン・リシエツキ(1995年生まれ)は、カナダ、カルガリー出身。両親はポーランド人。わずか9歳でオーケストラ・デビューを果たす。2008年、2009年と2年連続でワルシャワのショパンおよびそのヨーロッパ国際音楽祭に招かれ、ショパンの協奏曲第1番と第2番を演奏し、聴衆そして評論家から絶賛を博す。この公演は、ポーランド放送によりラジオ中継され、その内容を収めたCDが、ポーランド国立ショパン協会の自主レーベルとして2010年初頭にリリースされた。2010年、リシエツキのこのデビューCDは「ディアパゾン・ドール賞」を受賞した。2010年の元旦には、ショパン生誕200年の記念すべき幕開けを、作曲家生誕の地で行った。2011~12年シーズンには、パリ管弦楽団のシーズンオープニング公演に招かれ、パーヴォ・ヤルヴィと共演。2013年には、ヤニック・ネゼ=セガン指揮、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団とともに来日し、日本各地での公演でソリストを務めた。2011年、15歳という若さでドイツ・グラモフォンとの専属契約を結び、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20/21番を収録したCDが発売された。2013年、クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる「グラモフォン・アワード」において、「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

 アカデミー室内管弦楽団 (Academy of St Martin in the Fields)は、ロンドンでネヴィル・マリナー(1924年ー2016年)が創立し、1959年に最初の演奏会を行なった。当初は室内楽編成のオーケストラで、17世紀から18世紀の音楽を専門にしてきたが、編成とレパートリーを拡張して独自の路線を歩み続けている。 当初はセント・マーティン=イン=ザ=フィールズ教会の小編成の、指揮者なしの弦楽合奏団として、バロック音楽演奏の復活に貢献してきた。

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2020年1月16日

マルタ・アルゲリッチや諏訪内晶子らが賞賛する名手 ニコラ・アンゲリッシュのベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番/第5番「皇帝」


ニコラ・アンゲリッシュ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番/第5番「皇帝」

ピアノ:ニコラ・アンゲリッシュ

指揮:ロランス・エキルベイ

管弦楽:インスラ・オーケストラ

CD:ワーナーミュージック・ジャパン 9029.563417

  ピアノのニコラ・アンゲリッシュは、1970年、アメリカ生まれ。7歳でモーツァルトのピアノ協奏曲K.467を弾き演奏会デビュー。13歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ピアノと室内楽で1等賞を授与され、同音楽院を卒業。クリーヴランドの「ロベール・カサドシュ国際ピアノ・コンクール」で第2位(1989年)、「ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール」で第1位(1994年)。ドイツでは、ルール・ピアノ音楽祭の新人賞を受賞。2013年フランスのヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークより年間最優秀器楽奏者に選出された。2009年には、ヤニック・ネゼ=セガン指揮スコットランド室内管弦楽団との共演で、BBCプロムスへのデビューを果たした。古典派・ロマン派作品を得意とし、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲やリストの「巡礼の年」全曲を世界中で演奏。室内楽にも精力的で、マルタ・アルゲリッチや諏訪内晶子らが手放しで賞賛する名手。このCDは、パリ郊外にある新しい複合文化施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」でライヴ収録され、エキルベイ率いる注目のピリオド楽器を使用した「インスラ・オーケストラ」との共演。
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2020年1月13日

★小林沙羅の“日本の詩”


小林沙羅

小さな空
  作詩・作曲/武満徹 編曲:轟千尋
うみ
  作詩/林柳波 作曲/井上武士
この道
  作詩/北原白秋 作曲/山田耕筰
ふるさと
  作詩/高野辰之 作曲/岡野貞一
早春賦
  作詩/吉丸一昌 作曲/中田章
赤とんぼ
  作詩/三木露風 作曲/山田耕筰
お六娘
  作詩/林柳波 作曲/橋本国彦
うぐひす ―春夫の詩に據(よ)る四つの無伴奏の歌―
  作詩/佐藤春夫 作曲/早坂文雄
せきれい
  作詩/北原白秋 作曲/宮城道雄
浜木綿
  作詩・作曲/宮城道雄
初恋
  作詩/石川啄木 作曲/越谷達之助
荒城の月
  作詩/土井晩翠 作曲/瀧廉太郎
ペチカ
  作詩/北原白秋 作曲/山田耕筰
或る夜のこころ ―『智恵子抄』より
  作詩/高村光太郎 作曲/中村裕美
死んだ男の残したものは
  作詩/谷川俊太郎 作曲/武満徹 編曲:轟千尋
ひとりから
  作詩/谷川俊太郎 作曲/小林沙羅 編曲:相澤直人

ソプラノ:小林沙羅

CD:日本コロムビア COCQ-85467

 ソプラノの小林沙羅は、東京都出身。東京芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院修士課程修了。2010年3月より留学し、ウィーンとローマにて研鑽を積みながら演奏活動を行う。2015年秋に拠点を日本に移す。2017年2月には藤原歌劇団「カルメン」ミカエラ役で藤原歌劇団デビューを果す。2012年にはソフィア国立歌劇場に「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ役で出演し欧州オペラデビュー、同年6月にはウィーンにて開催されたオペレッタコンクール「オスカーシュトラウス声楽コンクール」にて2位を受賞。同月、ウィーン楽友協会大ホールにてベートーヴェン「交響曲第九番」のソプラノソロを務め、チェコ・モラヴィア・フィルと共演。7月にはブラジルのポルト・アレグレにてマーラー「交響曲第四番」のソプラノソロを務め、ポルト・アレグレ交響楽団(OSPA)と共演するなど、海外へも活動の幅を広げている。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。

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