2020年9月21日

ベートーヴェン:交響曲第7番
レオノーレ序曲第3番
指揮:小澤征爾
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
録音:2016年8月、2017年8月、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)<ライヴ録音>
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD-40018
長野県松本市で毎夏開催される「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」の2016年(通算25回目の開催)の演奏会でのベートーヴェン交響曲第7番は、サイトウ・キネン・オーケストラと1993年以来23年ぶりの再演/再録音。カップリングは2017年OMFでのレオノーレ序曲第3番を収録。こちらも1998年のSKF(サイトウ・キネン・フェスティバル松本)から19年振りの再演/再録音。
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2020年9月17日

ルトスワフスキ : チェロ協奏曲 (1970)
デュティユー : チェロ協奏曲「遥かな遠い国へ」 (1970)
チェロ:ヨハネス・モーザー
指揮:トマス・スナゴー
管弦楽:ベルリン放送交響楽団
CD:キングインターナショナル KKC6050
チェロのヨハネス・モーザー(1979年生まれ)は、ドイツ、ミュンヘン出身。ベルリンのアイスラー音楽院で学ぶ。2000年「ダヴィドフ・コンクール」、2001年「メンデルスゾーン・コンクール」で第1位を獲得した後、2002年「チャイコフスキー・コンクール」で最高位受賞(1位なしの2位)、以来、一躍注目を集め、世界的指揮者のもとでの共演など活躍している。このCDは、ロストロポーヴィチのために作曲された、ルトスワフスキ(1913年―1994年)とデュティユー(1916年―2013年)のチェロ協奏曲を収録。
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2020年9月14日

シューベルト : 八重奏曲 ヘ長調 D.803
弦楽四重奏:モディリアーニ弦楽四重奏団
クラリネット:ザビーネ・マイヤー
ホルン:ブルーノ・シュナイダー
ファゴット:ダグ・イェンセン
コントラバス:クヌート・エリック・サンドクイスト
CD:キングインターナショナル KKC6230
モディリアーニ弦楽四重奏団は、フランスの弦楽カルテット。パリ国立高等音楽・舞踊学校に在校していた4人の学生により2003年にパリで結成された。結成当初のメンバーは、第1ヴァイオリン、フィリップ・ベルナール、第2ヴァイオリン、ロイク・リオ、ヴィオラ、ロラン・マルフェング、チェロ、フランソワ・キエフェルであったが、2016年、第1ヴァイオリンのフィリップ・ベルナールの代わりに、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団のスーパーソリストであったアモリ・コエトーが加入。2006年ニューヨークの「ヤング・コンサート・アーティスツ・オーディションズ」で優勝。2008年アカデミー・シャルル=クロスが、モディリアーニ弦楽四重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集の録音に対してディスク・グランプリ賞を授与。2009年批評家協会から新人賞を受賞。
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2020年9月10日

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番~第4番「四季」
(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8 より)
ピアソラ (ペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲):「ブエノスアイレスの四季」
ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー
管弦楽:ミュンヘン室内管弦楽団 (コンサートマスター:ジェラルダス・ビドヴァ)
CD:キングインターナショナル KKC-6215
ヴァイオリンのアラベラ・美歩・シュタインバッハーは、ドイツ、ミュンヘン出身。ミュンヘン音楽大学で学んだほか、ドロシー・ディレイやイヴリー・ギトリスに師事。2000年にハノーファーで開催された「ヨーゼフ・ヨアヒム・ヴァイオリン・コンクール」で入賞。2004年にはチョン・キョンファのキャンセルにより急遽パリでネヴィル・マリナー指揮するフランス国立放送フィルへのデビューが決まり、そこで演奏したベートーヴェンのコンチェルトの演奏により一躍、注目を集めるようになった。
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2020年9月07日

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001 第1楽章
ヴァイオリン:ダニエル・ロザコヴィッチ
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
CD : ユニバーサル ミュージック UCCG-40108
ヴァイオリンのダニエル・ロザコヴィッチ(2001年生まれ)は、スウェーデン、ストックホルム出身。6歳からヴァイオリンを始めた。そのわずか2年後にはウラディーミル・スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団との共演で、公式にデビュー。ウィーン国立音楽大学のドラ・シュヴァルツベルク教授と、カールスルーエ音楽大学の音楽教授ヨーゼフ・リシンに師事。「ウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクール」優勝し、その名は世界的に知られるようになった。2016年5月に国際的デビューを果たす。2017年、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団との共演でタングルウッド音楽祭にデビューし、絶賛された。
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2020年9月03日

メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番/第2番
厳格な変奏曲 ニ短調 作品54
ロンド・カプリチオーソ ホ長調 作品14
無言歌集 第1巻 作品19 第6曲 ト短調 「ヴェネツィアの舟歌 第1」
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-1833
ピアノ:ヤン・リシエツキ
管弦楽団:オルフェウス室内管弦楽団
ピアノのヤン・リシエツキ(1995年生まれ)は、カナダ、カルガリー出身。両親はポーランド人。わずか9歳でオーケストラ・デビューを果たす。2008年、2009年と2年連続でワルシャワのショパンおよびそのヨーロッパ国際音楽祭に招かれ、ショパンの協奏曲第1番と第2番を演奏し、聴衆そして評論家から絶賛を博す。この公演は、ポーランド放送によりラジオ中継され、その内容を収めたCDが、ポーランド国立ショパン協会の自主レーベルとして2010年初頭にリリースされた。2010年、リシエツキのこのデビューCDは「ディアパゾン・ドール賞」を受賞。2011年、15歳という若さでドイツ・グラモフォンとの専属契約を結び、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20/21番を収録したCDを発売。2013年、クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる「グラモフォン・アワード」において、「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
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2020年8月31日

ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
指揮:トゥガン・ソヒエフ
管弦楽:トゥールーズ・キャピタル劇場管弦楽団
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13832
指揮のトゥガン・ソヒエフ(1977年生れ)は、北オセチア共和国出身。サンクトペテルブルク音楽院で学ぶ。1999年第3回「プロコフィエフ国際コンクール」指揮部門で最高位(1位無しの2位2人)を受賞。2005年トゥールーズ・キャピトル国立(劇場)管弦楽団の首席客演指揮者・音楽顧問に就任し、2008年からは音楽監督も務めている。2012年ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者、2014年ボリショイ劇場音楽監督に就任。
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2020年8月27日

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ:小山実稚恵
CD:ソニーミュージック SICC-19050
ピアノの小山実稚恵は、宮城県仙台市出身。東京芸術大学卒。1982年「チャイコフスキー国際コンクール」第3位、1985年「ショパン国際ピアノコンクール」第4位(女性では最高位)と、二大国際コンクールの両方に入賞した日本人で唯一のピアニスト。2005年「文化庁芸術祭音楽部門大賞」受賞、2005年第7回「ホテルオークラ音楽賞」受賞、2013年第43回「東燃ゼネラル音楽賞」をそれぞれ受賞。「ショパン国際ピアノコンクール」など数々の国際コンクールの審査員を務める。このCDは、ベートーヴェン・イヤーに放つ、初のベートーヴェン:ピアノソナタ・アルバム。
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2020年8月24日

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(ライヴ録音)
《CD1》
1) 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
2) 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
[録音]2019年5月6日、フィラデルフィア、キメル・センター(ライヴ)
《CD2》
1) 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
2) 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
[録音]2019年6月11日、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルトザール(ライヴ)
《CD3》
1) 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
2) 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
3) 大フーガ 変ロ長調 Op.133
[録音]2019年7月16日、東京、サントリーホール、ブルーローズ(ライヴ)
《CD4》
1) 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
2) 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
[録音]2019年9月18日、サンパウロ、サーラ・サンパウロ(ライヴ)
《CD5》
1) 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
2) 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
3) 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
[録音]2019年10月30日、メルボルン・リサイタル・センター(ライヴ)
《CD6》
1) 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
2) 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
3) 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
[録音]2019年12月8日、ナイロビ(ライヴ)
《CD7》
1) 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
2) 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
[録音]2020年1月27日、フィルハーモニー・ド・パリ(ライヴ)
弦楽四重奏:エベーヌ弦楽四重奏団
ピエール・コロンベ(ヴァイオリン)、
ガブリエル・ル・マガデュール(ヴァイオリン)、
マリー・シレム(ヴィオラ)、
ラファエル・メルラン(チェロ)
CD:ワーナークラシックス 9029.53398(7CD)
エベーヌ四重奏団、はフランスで1999年にブローニュ=ビヤンクール地方音楽院在学中の4人によって結成された。エベーヌとは、弦楽器や管楽器、民族楽器において、指板やフィッティングに使われている黒檀のことで、クラシックのみならず広く音楽に関心を寄せる、という意味を込めてそう名乗っている。2004年に超難関で知られる「ミュンヘン国際音楽コンクール」で優勝し、併せて聴衆賞、2つのベスト・パフォーマンス賞、カール・クリンガー財団賞を受賞。幅広い音楽性で知られ、新しい発見や即興的な志向を持ち、洗練されたダイナミックな音楽性と冒険的で創造的なアプローチを特徴とする。それによって古典派音楽の作品、現代作品そしてジャズにまでも取り組む。
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2020年8月20日

R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」/交響詩「死と変容」
指揮:ジョナサン・ノット
管弦楽:東京交響楽団
録音:2018年12月、サントリーホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィア・レコード OVCL – 00728
指揮のジョナサン・ノット(1962年生れ)は、イギリス、ウェスト・ミッドランズ州出身。 ケンブリッジ大学で音楽学を専攻したのち、ロイヤル・ノーザン音楽大学で声楽とフルートを学ぶ。後に指揮に転向。フランクフルト歌劇場などでカペルマイスターを務めた後、2000年バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。ベルリン・フィルなど欧州の主要オーケストラに客演。2014年東京交響楽団第3代音楽監督に就任。2017年スイス・ロマンド管弦楽団音楽監督に就任。
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